科学的根拠(エビデンス)で子育て――教育経済学の最前線

世界各国で行われた膨大な実験や研究データに基づき、
子育てと子どもの将来との因果関係を解説した本。

面白い。

どのような研究が実施され、どんな結果が出たのか。
そして「なぜその結果に至ったのか」という仮説を作者の視点で解説しており、
育児のHowTo本というよりは学術書に近い印象が強い。
いわゆる一般論を並べるのではなく、客観的な数字を用いて説明されるため、非常に納得感がある。

ベースとなる情報が全体的に古いため、
AIが台頭した現代において再度データを集め直せば、
結果は大きく変わりそうではあるものの、
これまで考えたことのなかった新しい視点を学ぶには有意義な一冊。