赤ちゃんのふしぎ 科学ずかん

赤ちゃんのふしぎ 科学ずかん
高橋 孝雄 (監修), 本作り空sola (編集)
⭐ 5つ星のうち4.0
¥2,530

乳児の特徴について、図鑑のように写真を多用して解説している本

図や写真が豊富で小学生でも読みやすい内容だが、
意外と解説文もしっかりしており、大人でも退屈せずに楽しむことができる。

赤ちゃんの頭や手、目、耳、歯など、言われてみれば気になることについて、
一般的な知識を幅広く身につけるのに参考となった。

ジーナ式 カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座 改訂版

ジーナ式 カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座 改訂版
ジーナ・フォード (著), 高木 千津子 (翻訳)
⭐ 5つ星のうち4.0
¥1,386

赤ちゃんが自分の力で入眠し、夜通し寝続けるためにどのようなことに気を付ければいいのか、
「ジーナ式」と呼ばれるメソッドを紹介している育児本

赤ちゃんが好きな時間に起き、授乳し、眠るという「赤ちゃん主体」の生活ではなく、
起床・授乳・就寝といった毎日のスケジュールを厳密に守るのが特徴。
これにより、赤ちゃんに昼夜の概念を体に覚えさせ、夜間のまとまった睡眠を促すというもの。

赤ちゃんの時差ボケ状態を早期に解消するには、
このスケジュール通りの生活が確かに効果的なのだろうと納得する内容。

ただ、本の内容が淡々と一定のリズムで書かれているため、
どこが重要なポイントなのかが少しわかりにくく、
しっかり理解するにはもう一周読む必要がありそうなのが難点。

こちらのブログでまとめられている内容がとてもわかりやすいため、
気になった方はまずブログを読んでから、本を一周読んでみると良いだろう。

科学的根拠(エビデンス)で子育て――教育経済学の最前線

世界各国で行われた膨大な実験や研究データに基づき、
子育てと子どもの将来との因果関係を解説した本。

面白い。

どのような研究が実施され、どんな結果が出たのか。
そして「なぜその結果に至ったのか」という仮説を作者の視点で解説しており、
育児のHowTo本というよりは学術書に近い印象が強い。
いわゆる一般論を並べるのではなく、客観的な数字を用いて説明されるため、非常に納得感がある。

ベースとなる情報が全体的に古いため、
AIが台頭した現代において再度データを集め直せば、
結果は大きく変わりそうではあるものの、
これまで考えたことのなかった新しい視点を学ぶには有意義な一冊。

男の子の一生を決める 0歳から6歳までの育て方

幼年期の男の子の特徴と、どのように育児をすればいいかを紹介した本

0~6歳までのそれぞれの年齢について、
どのような特性があり、子育てとして何に気を付ければいいかを紹介しているが、
全編を通じて参考になりませんでした。

全てが一般論であり、ダラダラとページを割いて書かれているのがタチが悪いと感じる。
物分かりの良すぎる親と思考が単純すぎる子供、極端な例での説明など、
全編を通じてAIが考えたような現実味のない気持ちの悪さがにじみ出ている。
実際の親子の会話例もあまりに他人行儀で、驚くほど。

評価は高い本のようだが、残念ながら私には合わなかった。

0~3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす!

モンテッソーリ教育という、子どもへの教育方法を解説した本。

わかりやすい。

『早期に知識を詰め込むのではなく、
「子どもの成長段階を知り、その段階をスムーズに迎えられるよう親が環境を整える」』
という理念がベースにある教育方法であるが、
そのうえで、それぞれの年齢で気を付けるべきポイントが解説されて、
子どもの力を伸ばすために、具体的にどのような遊びをすればいいかも紹介されている。

・子どもは自ら伸びる力を持っているため、親はその力を信じて環境を整え、援助する。
・子どもにとって何が難しいのかを事前に把握し、できることは子どもに任せ、できないことだけを最小限に援助する。
確かにこのような教育方針は理屈も通っており、納得感もある。
過保護や過放任を防ぎ、自立した子どもを育てることにつながるだろう。

子育ての大きなヒントになる教育法だった。
図や写真が多用されていて読みやすくオススメできる本。

さよたんていの おなやみ相談室

さよたんていの おなやみ相談室
さよたんてい (著)
⭐ 5つ星のうち4.6
¥2,475

小学生の女の子が、一般から寄せられた様々な悩みに回答していく本。
もともとはInstagramで発信されていたお悩み相談を書籍化したもの。

大人の誰もが抱えるような悩みを、ザクザクとぶった切っていく様子が非常に面白い。
しかも、その回答は真理を突いており、深く考えさせられる内容となっている。

回答が子どもの手書き文字で掲載されている点も良く、
添えられた小さなイラストと一言コメントのセンスも最高。

大人は様々なことを難しく考えすぎているのだと、改めて気づかせてくれるものだった。
オススメ。

しょうがっこうがだいすき しょうがくせいになるまでに、やるといいこと。しょうがくせいになったら、やるといいこと。

小学二年生の女の子が、幼稚園・保育園児や小学1年生に向けて、
生活で気をつけるべきアドバイスをつづった絵本。

「ひらがなの読み書き」や「足し算・引き算ができるようになること」、
「大きな声で返事をする」といった基本的な事柄が中心だが、
「できるとどんな嬉しいことがあるのか」「できないとどんな困ったことが起きるのか」が
当事者の視点で描かれており、非常に説得力がある。

不安を抱えているのは自分だけでなく、みんな同じなのだとわかるような描写も良い。
小学校入学前の不安を払拭するための、一助となる一冊だろう。

LIAR GAME<全19巻>

大学生の女性が、大金がかかった戦略性の高いゲームに参加する話。

遊ばれるゲームの設定は面白いのだが、
椅子取りゲーム以降は、ゲームがややこしくなってしまったのが残念。
終わり方もスッキリしないため、ストーリー重視ではなく、
道中の相手の裏をかくような戦略でカタルシス、ゲーム性を感じるための作品。

子どもにかかるお金の超基本

子どもにかかるお金の超基本
坂本綾子 (著)
5つ星のうち4.2
¥1,534

妊娠中から大学卒業までに必要な子育て費用を、具体的なデータとともに解説した一冊。
2023年発刊のため、最新の公的補助金などの記載はない点には注意が必要。

とにかく豊富なデータに基づいていることが特徴で、
平均的な家庭の習い事や塾代などが、公立・私立のルート別に分かりやすく比較されている。
私立と公立の費用の差は「授業料の差」くらいだろうと甘く見ていたが、
実際は私立に通う家庭のほうが、学校外(習い事など)の支出も全般的に高い傾向にあった。
授業料の差だけで進路を決めると、想定外の出費に苦労することになるだろう。

子育てにお金がかかることは漠然と理解していたが、
平均的な家庭のリアルな支出額を知ることで、より現実的なイメージを持つことができた。
これからの資金計画の参考になる一冊。

【2025年更新】保育園に受かるための 7原則: 保活サイト運営者が送るどこよりもわかりやすい保活の実用書

子どもを保育園に入れる活動(=保活)について、
一般的な基礎知識を学べる入門書。

入園するまでの流れや
認可保育園、認可外保育園の保育園の違い、メリットデメリットなどが書かれており、
すでに保活について調べている人にとっては知っている内容が多いかもしれない。

住んでいる自治体により差があるため、
結局は自分で自治体ルールを調べることが必要になるが、
内容が短く三十分ほどでサクッと読めるため、
初めの一歩として保活の全体像をつかむには有意義な本だった。