小学生の女の子が、一般から寄せられた様々な悩みに回答していく本。
もともとはInstagramで発信されていたお悩み相談を書籍化したもの。
大人の誰もが抱えるような悩みを、ザクザクとぶった切っていく様子が非常に面白い。
しかも、その回答は真理を突いており、深く考えさせられる内容となっている。
回答が子どもの手書き文字で掲載されている点も良く、
添えられた小さなイラストと一言コメントのセンスも最高。
大人は様々なことを難しく考えすぎているのだと、改めて気づかせてくれるものだった。
オススメ。
小学生の女の子が、一般から寄せられた様々な悩みに回答していく本。
もともとはInstagramで発信されていたお悩み相談を書籍化したもの。
大人の誰もが抱えるような悩みを、ザクザクとぶった切っていく様子が非常に面白い。
しかも、その回答は真理を突いており、深く考えさせられる内容となっている。
回答が子どもの手書き文字で掲載されている点も良く、
添えられた小さなイラストと一言コメントのセンスも最高。
大人は様々なことを難しく考えすぎているのだと、改めて気づかせてくれるものだった。
オススメ。
小学二年生の女の子が、幼稚園・保育園児や小学1年生に向けて、
生活で気をつけるべきアドバイスをつづった絵本。
「ひらがなの読み書き」や「足し算・引き算ができるようになること」、
「大きな声で返事をする」といった基本的な事柄が中心だが、
「できるとどんな嬉しいことがあるのか」「できないとどんな困ったことが起きるのか」が
当事者の視点で描かれており、非常に説得力がある。
不安を抱えているのは自分だけでなく、みんな同じなのだとわかるような描写も良い。
小学校入学前の不安を払拭するための、一助となる一冊だろう。
大学生の女性が、大金がかかった戦略性の高いゲームに参加する話。
遊ばれるゲームの設定は面白いのだが、
椅子取りゲーム以降は、ゲームがややこしくなってしまったのが残念。
終わり方もスッキリしないため、ストーリー重視ではなく、
道中の相手の裏をかくような戦略でカタルシス、ゲーム性を感じるための作品。
妊娠中から大学卒業までに必要な子育て費用を、具体的なデータとともに解説した一冊。
2023年発刊のため、最新の公的補助金などの記載はない点には注意が必要。
とにかく豊富なデータに基づいていることが特徴で、
平均的な家庭の習い事や塾代などが、公立・私立のルート別に分かりやすく比較されている。
私立と公立の費用の差は「授業料の差」くらいだろうと甘く見ていたが、
実際は私立に通う家庭のほうが、学校外(習い事など)の支出も全般的に高い傾向にあった。
授業料の差だけで進路を決めると、想定外の出費に苦労することになるだろう。
子育てにお金がかかることは漠然と理解していたが、
平均的な家庭のリアルな支出額を知ることで、より現実的なイメージを持つことができた。
これからの資金計画の参考になる一冊。
子どもを保育園に入れる活動(=保活)について、
一般的な基礎知識を学べる入門書。
入園するまでの流れや
認可保育園、認可外保育園の保育園の違い、メリットデメリットなどが書かれており、
すでに保活について調べている人にとっては知っている内容が多いかもしれない。
住んでいる自治体により差があるため、
結局は自分で自治体ルールを調べることが必要になるが、
内容が短く三十分ほどでサクッと読めるため、
初めの一歩として保活の全体像をつかむには有意義な本だった。
子どもの間で発生したイザコザについて、
小学生が裁判を行い決着をつけていく話。
話やそれぞれの登場人物の思考が単純すぎて、
全く身に入らなかった。
「裁判をして解決、めでたしめでたし」という流れが基本だが、
いじめなどは当人たちにとって、もっと根深く深刻なものだろう。
小さい子が読んで、勘違いを起こさないか心配となる。
子どもはもっと賢いはずだし、
このような本を読ませたいターゲット層がどこだか分らなかった。
殺人事件の容疑者となった大学生が、
警察から逃走しながら「ゲレンデの女神」と呼ばれるアリバイの証人を探す物語。
75分二夜連続のNHKドラマ。
絶望的につまらない。
ストーリーは「自分の無実を証明するために、警察の追跡から逃げて証人を探す」というものだが、
主人公が逃げ回っている時間、真犯人も同じように逃走する猶予を与えていることになる。まずはいち早く警察に出頭し、当日の事情を話すべきだろう。
そもそも「自分でアリバイの証人を探す」という発想自体が理解できないし、
それこそ警察の仕事ではないのかと感じる。
さらに納得がいかないのは、最終的な解決において「ゲレンデの女神」が決定打にならなかった点。
結局、何のためにこれまでの時間を費やして逃走劇を見せられていたのか、徒労感しか残らなかった。
主人公は「お人よし」という設定のようだが、
全体的に自分勝手で、周囲の人に迷惑をかけ続けていく様子ばかりが印象に残る。
NHKドラマ全体の質を下げるような酷い出来で、非常に残念だった。
映画「ナルニア国物語」シリーズの第3弾。
異世界に迷い込んだ3人の子どもたちが、王子と一緒に「7本の剣」を探す航海に出る物語。
これまでのシリーズは未視聴であり、登場人物程度の知識で視聴。
明らかに話を詰め込み過ぎており非常に残念な出来。
特に脚本がイマイチで、本来の目的であるはずの7本の剣を集める動機が薄い。
終盤、残りの3本をまとめて手に入れてしまったシーンには思わず苦笑いしてしまった。
一つ一つのシーンが薄いうえに登場人物も不必要に多いため、
思い切ってさらに大胆にシーンを削るべきだろう。
制作側は子どもたちの成長を描きたかったのかもしれないが、
まるで「心変わり」かと思うほどのスピードで悩みや葛藤が解決していくため、
全く感情移入できない。
映像やファンタジーの世界観は素晴らしいにもかかわらず、
脚本の粗さで評価を下げてしまった惜しい作品。
わが子の中学受験を応援しすぎるあまり、
だんだんと教育虐待を行うようになってしまう母親を描いたコミックエッセイ。
ママ友グループの中で、子どもの学力が
自分自身のヒエラルキーに直結していく描写はあまりにリアル。
母親は、自分のプライドとエゴを守るために子どもに勉強を強要し、
成績が低いと厳しく叱りつけてしまう。
本人は応援しているつもりでも、
逆に子どものやる気を奪っていく様子がありありと見て取れる。
母親自身も「自分がおかしい人間になっている」と自覚していながら、
改めてどういう態度を取ればいいのか分からなくなってしまっていることが恐ろしい。
親のいざこざに巻き込まれながらも、
子どもたちが前を向いていることがせめてもの救いだった。
よくありそうな教育虐待の過程を追体験できる話だった。
このようにならないように意識していきたい。
神様の住む世界に迷い込んだ少女が、
お風呂屋で働きながら、そこで出会う人々との交流を深めていく物語。
何度も視聴済み。
相変わらず、めちゃくちゃ面白い。
これまで見たジブリ映画の中で、一番素晴らしいと思う作品。
まるで10分ごとに話が切り替わっていくかのような展開は、
ジェットコースターに乗っているごとき衝撃を受ける。
これほど凄まじい世界観を作り出せることに、ただただ感嘆してしまう。
登場人物全員のキャラクターが立っており、
始めは恐ろしい印象を受ける湯婆婆も、
お客様や従業員を第一に考えている姿勢を端々から感じ取ることができる。
言葉や雑だが面倒見の良い先輩も見ていて気持ちがいい。
また、作画も素晴らしく、どのシーンも恐ろしいほど綺麗で、
これだけ描き込むのにどれほどの苦労があったのか想像もつかない。
世界観、脚本、演出のどれをとっても創作の教科書の様な作品。
一瞬たりとも退屈することがなく、強くオススメできる。