プロボクサーを引退して会社の経営者となった主人公が、
事業を進めて業績を上げていく話。
面白い。
土壇場の大逆転劇といった過剰な演出はなく、
自分の信念に基づいて淡々と事業を推し進めて成功していく様子が描かれる。
フィクションではあるが、人材・資金集め、上場、株主総会など、
現実でも十分に起こりえる物語だろうという納得感がある。
経営者がどのような考えや視点を持って事業を進めるかを知る、
良いきっかけとなる作品。
プロボクサーを引退して会社の経営者となった主人公が、
事業を進めて業績を上げていく話。
面白い。
土壇場の大逆転劇といった過剰な演出はなく、
自分の信念に基づいて淡々と事業を推し進めて成功していく様子が描かれる。
フィクションではあるが、人材・資金集め、上場、株主総会など、
現実でも十分に起こりえる物語だろうという納得感がある。
経営者がどのような考えや視点を持って事業を進めるかを知る、
良いきっかけとなる作品。
令和妊婦、孤高のさけび! 頼りになるのはスマホだけ?!の作者が、
育児でのイベントや自身の考えをまとめたコミックエッセイ。
相変わらず面白い。
前半は育児イベントのまとめとなっており、
行事ごとの内容や参加した時の心境が、ユーモア多く描かれている。
著者のぐうたらな一面を見せつつも、一生懸命に育児へ向き合い、
周囲への感謝を忘れない姿にはとても好感が持てる。
後半は一転して、産後うつの話となるのだが、
前向きでパワフルなイメージだった作者が、
どのような経緯でうつになり、当時どんな感情を抱えていたのかが描かれ参考になった。
それを乗り越えた先で見つけた価値観の数々は、非常に説得力がある。
センシティブな内容であり、作品を作るまでに葛藤があっただろうと感じる。
多様な価値観を知ることができる一冊だった。
ある女性がコロナ禍での
妊娠から出産までを描いた育児エッセイ漫画。
面白い。
出産にまつわるきれいごとを
独自の視点でぶっちゃけていく痛快さがたまらない、
言われてみれば確かにその通り、と納得させられる内容。
育児のリアルな情報も多く、とても勉強になった。
漫画としての演出やセリフ回しも秀逸で、
ご本人は死ぬほど辛くて苦労したはずなのに、
終始笑いながら読み進めてしまう。
これまで読んだ育児エッセイの中で一番面白く、
もっと早く読めればよかったと思ったほど。
おすすめ。
両親が働けず、生活保護を受けていた家庭で育った著者のコミックエッセイ。
とても面白い。
物心ついた時からの困窮生活で、
普通なら非行に走ってしまってもおかしくないほどの過酷な環境にも関わらず、
主人公は前向きで常識的、そして勤勉であるところが素晴らしい。
なんとか現状を変えようとする子どもならではの工夫の数々が、
面白おかしく描かれていくが、
その行動一つ一つがポジティブで、読んでいるこちらまで励まされる。
途中に挟まれる当時を振り返るコラムも読み応え抜群であり、
作者の頭の良さや人柄の良さがにじみ出ていて、読後感がとても心地良い。
本人にはどうしようもない理不尽で厳しい環境を垣間見ながらも、
逆境を行動力で覆していく姿に勇気をもらえる一冊。
とてもおすすめ。
歳から6歳になるまでの男の子を育てる日常を描いた、東村アキコの育児エッセイ漫画。
面白い。
母親と息子が友達のような関係で、
お互いに言いたい放題言い合って日常を過ごしていくのが良い。
子どもの一つひとつの反応がコミカルで、だんだんと悪賢くなっていく姿にも笑ってしまう。
母親一人でかなり大変な子育てだったと思うが、
東村アキコ独特のポジティブなトーンで全編が描かれているため、
最後まで明るく読むことができた。
大学生の女性が、大金がかかった戦略性の高いゲームに参加する話。
遊ばれるゲームの設定は面白いのだが、
椅子取りゲーム以降は、ゲームがややこしくなってしまったのが残念。
終わり方もスッキリしないため、ストーリー重視ではなく、
道中の相手の裏をかくような戦略でカタルシス、ゲーム性を感じるための作品。
子どもの間で発生したイザコザについて、
小学生が裁判を行い決着をつけていく話。
話やそれぞれの登場人物の思考が単純すぎて、
全く身に入らなかった。
「裁判をして解決、めでたしめでたし」という流れが基本だが、
いじめなどは当人たちにとって、もっと根深く深刻なものだろう。
小さい子が読んで、勘違いを起こさないか心配となる。
子どもはもっと賢いはずだし、
このような本を読ませたいターゲット層がどこだか分らなかった。
わが子の中学受験を応援しすぎるあまり、
だんだんと教育虐待を行うようになってしまう母親を描いたコミックエッセイ。
ママ友グループの中で、子どもの学力が
自分自身のヒエラルキーに直結していく描写はあまりにリアル。
母親は、自分のプライドとエゴを守るために子どもに勉強を強要し、
成績が低いと厳しく叱りつけてしまう。
本人は応援しているつもりでも、
逆に子どものやる気を奪っていく様子がありありと見て取れる。
母親自身も「自分がおかしい人間になっている」と自覚していながら、
改めてどういう態度を取ればいいのか分からなくなってしまっていることが恐ろしい。
親のいざこざに巻き込まれながらも、
子どもたちが前を向いていることがせめてもの救いだった。
よくありそうな教育虐待の過程を追体験できる話だった。
このようにならないように意識していきたい。
突然不登校になってしまった娘と、その母親のやり取りを描いたコミックエッセイ。
この手の作品によくある「学校が悪く、それに立ち向かう」といった対立構造のストーリーではない。
なにごともなく生活をしていたところに、
突如娘から「死にたい」と言われた際の、親の慌ただしさはリアル。
「なぜそう思うのか」「どうすればいいのか」を親が必死に模索していく様子は、
読んでいて応援したくなる。
周囲の人たちも不登校の心当たりがなく、教師も助けようと努力しているものの、
うまく結果が出ないもどかしさが丁寧に描かれている。
途中で不登校になった回答も描かれるのだが、
本人としても良くわからず、
なんとなく言葉にできない自分の居場所のなさを感じてしまったことがうまく表現されている。
本人としても「このままではダメなこと」はわかっているのだが、
うまく行動ができず、このような場合は親はどのようにふるまうべきか、考えさせられる内容。
無理やりにでも学校に行かせるべきなのだろうか、と思うほど。
作品は、最後に一歩前に進んで解決に向かっているため、読了感は良かった。
念じただけで人を殺せる能力を得た人類の話。
斬新な世界設定で、
細かい条件の発想次第でいくらでも話を広げられるため、
始めのほうはワクワクしながら読んだが、
全体的にSF設定を生かし切れていないのが残念。
主人公の行動が全体的に雑であり、エピソードの向かう先がふわふわしていた。
解決方法については納得したが、それを実現するまでの調査や研究が省かれており、
全体的にご都合主義で進んでいったのが気になった。