映像」カテゴリーアーカイブ

マインド・ゲーム

マインド・ゲーム [Blu-ray]
TCエンタテインメント (2018-02-09)
売り上げランキング: 30,181
 
幼馴染の初恋の人と偶然電車で一緒になったところから始まるアニメ映画。

とてつもなく強烈でめちゃめちゃ面白い作品。
内容が濃すぎて一行であらすじを書くことができない。

視聴は2回目だが、相変わらず凄すぎて見ている間は思わず息を止めてしまう。
初めて見たときは「アニメはこんな表現もできるのか」と
度肝を抜かれたことを覚えている。
考察サイトを読みまくり、少しでもこの作品の事を理解しようとしていた。

絶望であっても前向きな主人公たちは感情移入してしまうし、
サイコでカオスな絵と音楽で、脳みそがトリップするよう。

脚本・演出・演技全てが良く
これまでの人生で見たアニメ映画の中でも特にオススメできる作品。

フリクリ<全6話>

FLCL Blu-ray BOX
FLCL Blu-ray BOX

posted with amazlet at 18.10.06
キングレコード (2016-11-23)
売り上げランキング: 1,900
 
小学生の男の子が自称宇宙人の女性との関わりを描くハチャメチャなアクションアニメ。
視聴は2回目。

ありふれた普通の日常を想っている男の子が
ハル子との出会いをきっかけに非日常に巻き込まれていく様子はすさまじく、
まさに予想できない展開が続く。
奇想天外なストーリーと類を見ない演出で
すごい、という感想しか出てこない。

ハル子のカリスマ性が大きな魅力であり
合わない人はとことん合わなく、人を選ぶ作品だろう。

フリクリ プログレ

 
奇想天外なアクションアニメ「フリクリ」シリーズの続編。

先の読めない展開とスピード感あふれるアクションは相変わらずであり、
音楽もクールで満足のいくデキ。
前作劇場版とは違い、ラハル(ハル子)の感情や行動理由が分かりやすく説明され、
常識外れの宇宙人だった印象から人間臭さを感じさせられた。

めくるめく展開についていくのがやっとだが、
その分、勢いやエネルギーが凄まじいものであり
見終わった後に素晴らしい達成感を味わうことができた。

フリクリ オルタナ

 
ある女子高生の周りに起こる青春アクションアニメ。

OVA版のフリクリの続編で世界設定は共有しているが、
今作から見ても十分凄みは伝わるはず。

目まぐるしく回るストーリーと爽快なアクションが特徴で、
ストーリーで不明な部分もあったが、それでも面白いと思わせる凄みがある。

今まであった日常がハルコの登場と共に一撃で終わりを迎え
予想できないストーリーが始まる。
アクションや機械も見ごたえがあるが、
メインテーマは十代の女子高校生が持つ悩みや青春というものであり
全力で問題にぶつかっていく様は見ていて気持ちがよく、
ハルコの破天荒で圧倒的なカリスマ性も魅せられる。

見るのに体力はいるが、音楽もよく絵も動きまくりで
後の達成感は凄まじいものだった。

劇場版 のんのんびより ばけーしょん

 
日常系アニメ「のんのんびより」の劇場版。
キャラクターが沖縄旅行を楽しむ様子が描かれる。

相変わらずのシリーズであり、
脚本としては、想像できる日常の一部を切り取ったようなエピソードで
山も谷もなくただ楽しんでいる様子が描かれるだけなのだが、
それでもなんとなく感動してしまうのはすごいところ。
絵や音楽、画面の見せ方といった演出が秀でているのだと感じる。

悪意が一切なく、キャラクター達を安心して見ていられた。

カメラを止めるな!

ゾンビ映画を撮影中に本物のゾンビに襲われる、というところから始まる話。

面白い。
違和感のある冒頭から始まり、話の行き先が不安になるのだが、
中盤に大きい転換があり、どんどん伏線回収されていくのは面白い。
話の内容を知らないまま見ることができて良かった。

詳しく書くとネタバレになってしまうので、
良かったところをここに書けないのがもどかしくてたまらない。
脚本ありきの話なので、ぜひネタバレを知らないまま見てほしい。
笑いあり、ドキドキありで
綺麗にまとまった気持ちのいい作品だった。

最強のふたり

最強のふたり スペシャル・プライス [Blu-ray]
アミューズソフト (2015-06-24)
売り上げランキング: 6,890
 
全身麻痺のお金持ちをスラム出身の黒人が介護する話。

面白い。

誰からも同情されるような状況であるのに対し、
障がい者相手に全く遠慮しない介護士とのやり取りが素晴らしく、
だんだんと二人の中で友情が生まれていく様は見事。

介護士は真面目とは程遠くお調子ものであるが、
どこかしら人を惹きつける魅力があり、
相手を障がい者ではなくただ一人の人間として、
ブラックジョークをかましながら扱っていく様子は
大笑いしながら見てしまった。

見終わったあとに心が温まる映画。オススメ。

てさぐれ!部活もの すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼう<全12話>

 
「てさぐれ!部活もの」シリーズの第三シリーズ。
「みならい女神 プルプルんシャルム」という作品のキャラクターが登場することが特徴で、
これまでは15分枠アニメだったが、今シリーズは30分アニメとなる。

凄すぎる。

今までは部活のあるあるだったが
今回からは部活以外でも様々なあるあるを話していく。
序盤の見習い女神たちだけでしゃべっているシーンは面白くなく不安だったが、
てさぐれキャラクターたちが登場すると途端に面白くなり安心した。
声優という職業のすごさも改めて感じさせられ、
頭の回転や演技の幅で、ここまで作品を膨らませられるのは見事としか言いようがない。

前作までも斬新であったが、今作は特に演出や脚本が凄まじく、
アニメがこんな力を持っているのか、こんな表現できるのかと心底驚かされた。
まさに何でもありの自由な空間であり、全ての表現が他で見たことがなく斬新。

作品内世界でなく声優のアフレコ現場世界からのメタ視点で作られており、
もはや既存設定の破壊が当たり前であるのは面白い。
スタジオでなくロケ地で音声を入れたりすることや、
声優のアドリブパートがある事を最大限に生かして
パーティゲームの人狼をやらせたりといったこと、
これまでのアニメを流用してそのシーンに再アフレコをする、といったことなど、
類を見ない作品で新しい価値観も作っており、非常に見ごたえがあった。
話している内容も面白く、始終大笑いしていた。

見る人によって好き嫌いがはっきりと分かれる作品であり、
こういうノリが嫌いな人はとことん嫌いであろうと思うが、
私にとっては作品の新しい表現方法を感じ取ることができたシリーズであり、
本当に見れて良かったと思わせる作品だった。

てさぐれ! 部活もの あんこーる<全12話>

てさぐれ! 部活もの あんこーる Vol.1 [Blu-ray]
バップ (2014-04-23)
売り上げランキング: 49,241
 
「てさぐれ! 部活もの」の続編で、部室で部活動のあるあるをダベる話。

変わらず面白い。
ストーリーはなく、あるあるを話したり大喜利したりというだけだが、
始終笑いっぱなしだった。
アニメのお約束などもメタ視点で片付けられる、いわゆる何でもありのため、
こういった作品も作っていいのかと驚かされる。

第一期が面白いと感じれば、こちらも満足いくであろうデキ。

てさぐれ! 部活もの<全12話>

てさぐれ! 部活もの Vol.1 [Blu-ray]
バップ (2013-12-25)
売り上げランキング: 49,571
 
女子高生が部活のよくある風景について会話している様子を描く。
アフレコパートという部分があり、
音声をとった後に、その音声に会うような映像を作るのが特徴。

めちゃめちゃ面白い。
ストーリーはなく、毎回ラジオのようなノリで会話をするだけなのだが、
この掛け合いがツボに入り、始終笑いっぱなしだった。
会話があたかも自然の流れで、無茶ぶりをされた対応がリアルで良い。
登場人物のいちいちのコミカルな動きも良く、
見ているだけでも満足できるデキ。

アニメに対してもあるあるを言ったりなどメタ要素が満載であり、
何でもありのカオスな雰囲気を出している。
オープニングからメタであるため、
気になった人はオープニングだけでも見てみると良い。

普通のアニメとは全く違う新しい作品であり、
見る人を選ぶアニメではあるが、私はとてつもなく楽しめた。