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Re:CREATORS<全22話>

Re:CREATORS 1(完全生産限定版) [Blu-ray]
山下大輝(出演), 小松未可子(出演), 水瀬いのり(出演), 日笠陽子(出演), 村川梨衣(出演), 牧野竜一(デザイン), あおきえい(監督), 広江礼威(原著), あおきえい(その他), 広江礼威(その他)
アニプレックス (2017-06-21T00:00:01Z)
5つ星のうち4.2
¥1,324 (中古品)
現実に召喚されたジャンルの異なる創作の登場人物がお互いに戦いあう話。
漫画版は読了済み。

とても面白い。

創作者と創造物の対話となる、いわゆるメタフィクション系のジャンルであり、
現実世界で娯楽として提供されているキャラクターの葛藤や、
作者のプライドと登場人物のプライドのぶつかり合いも描かれるのが見どころ。

途中から日本政府が話に介入してくるため、ややこしくなりそうで身構えたが、
必要以上の役割がない脚本で、わかりやすい納得のいくものだった。

また、ジャンルが違う作品キャラクターたちでの、戦闘シーンも見ごたえがありカッコよく、
特に中盤以降の総力戦になるところは、誰が死ぬのかハラハラしていた。

途中で打ち切られてしまった漫画版に比べて、最後までとても丁寧に描かれており、
見ていて満足のいくものだった。

オススメ。

ズーム/見えない参加者

ズーム/見えない参加者 [DVD]
ヘイリー・ビショップ(出演), ジェマ・ムーア(出演), エマ・ルイーズ・ウェッブ(出演), キャロライン・ウォード(出演), ラディーナ・ドランドヴァ(出演), エドワード・リナード(出演), ロブ・サヴェッジ(監督)
株式会社ツイン (2021-04-28T00:00:01Z)
5つ星のうち3.0
¥2,981 (中古品)
 
会議アプリ「ZOOM」に集まった若者が降霊会を行ったところ、様々な怪奇現象が起こるホラー映画。

全編にわたってZOOMの映像だけが表示される演出となっており
普通のホラー映画とは違い、ネットワーク接続が悪く参加者がいなくなるなど、
ZOOM特有の制限や機能をうまく使って表現されている。

ただ、上手い具合にカメラアングルが良かったりするのは、しょうがないとはいえ少し違和感があった。

また、本編が終わった後に、メイキング・追加パートのようなものが15分程度流れるのだが、
こちらは蛇足であったため、本編の後味が薄れてしまった。

映画 クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡

 
世界征服を企むホステス軍団と世界を守るオカマたちとの戦いに、野原一家が巻き込まれる話。

面白い。

脚本がしっかりしており、非常に見ごたえがある。
敵味方関係なく、登場人物全員が生き生きとして魅力があった。

テンポのいいギャグのなか、野原一家の家族愛をうたっており、
頼りになるひろしとみさえ、兄貴であるしんのすけの活躍が描かれる。
中でもしんのすけの成長が特にわかりやすく、思わず応援してしまう。

これまでのクレヨンしんちゃんの映画の中では一番面白かった。
オススメ。

映画 クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王

映画 クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王 [DVD]
バンダイビジュアル (2010-11-26)
売り上げランキング: 24,290
 
クレヨンしんちゃんの一作目の映画。
しんのすけが、アクション仮面の敵であるハイグレ魔王と戦う話。
ひまわりはまだ登場しない。

映画だが、日常パートが多く入っており、
信頼できる両親、子供らしい遊びをするしんのすけは見ていて懐かしさを感じる。
どの家庭でもあるであろう、家族の愛情が伝わってくる。

子供のよくある日常から一転して、
中盤からは、思いつかないような設定・敵キャラを投入してくるのは
クレヨンしんちゃんらしい。
ハイグレ魔王、Tバック男爵、ハラマキレディースといった
狂ったような舞台で、ギャグの勢いだけで物事を解決していく、
いい意味での力技を感じることができる。

時折のしんのすけの生意気な言動にイライラすることがあるが、
割り切って我慢できれば楽しめる良作。

映画クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険

映画 クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険 [DVD]
バンダイビジュアル (2003-11-28)
売り上げランキング: 17,682
 
しんのすけが魔法の人形とともに、悪のオカマ魔女と戦う話。

ほかの映画と比べてファンタジー色が強い。
想像したことを実現する、反則のような魔法を使って戦うのだが、
5歳児らしい発想ばかりで機転を利かせているところが面白い。

日常がだんだんと敵に侵されてく物語中盤が非常に不気味であった。
敵が人心掌握して、しんのすけだけが回りから取り残されていく様子は
見ていて怖かった。

敵が絶対的な悪であり、それに立ち向かう正義というわかりやすい映画。
クレヨンしんちゃんらしく、適度に入った笑いが緊張をほぐしてよい。

映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード

映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード  [DVD]
バンダイビジュアル (2010-11-26)
売り上げランキング: 10,318
 
突如指名手配犯となった野原一家が、追手から逃げる一日を描く。

面白い。
ストーリーがなく、ただアクションシーンが続くだけなのだが、
有無を言わさぬ勢いがある。
あの手この手で魅せ方を変えて、視聴者を退屈させないのは素晴らしい。

いわゆる、頭を使ったりせず、肌で感じるタイプの映画のため、
大人数でお酒を飲みながら笑ってみる際にオススメできる作品。

天気の子

雨が降り続く東京を舞台に、
上京して居場所のない男の子が100%晴れ女の女の子と出会う話。

面白い。

始終雨であるが、その反動で晴れた様子が幻想的であり思わず魅入ってしまう。

登場人物がひたむきに頑張るさまは応援したくなるし、
だんだんと結果が出ていく様子は気持ちがいい。

わかりやすい筋書で伏線もきいており、
雰囲気の良い幻想的な絵と音楽で一気に盛り上がるのは見事。
結末は勇気のいるものであったが、これはこれで良かったと感じる。

「君の名は」を作った新海誠の次の作品だが、前作が好きならば好きになるであろう作品。
オススメ。

ケムリクサ<全12話>

ケムリクサ 1巻[上巻] [Blu-ray]
movic co.,LTD.(PLC)(D) (2019-03-29)
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荒廃した世界を生きる姉妹が、ある少年と出会い別の土地へ旅する話。

謎の多い世界観であり、要所要所で非常にわくわくするのだが、
結局、最後まで見てもよくわからない筋書であった。
繰り返し見たり、一つ一つのシーンを重点的に見ていけば
謎が解明してくのかもしれないが、そこまでのモチベーションは保てなかった。

世界観を抜きにすると、ストーリーも特にひねりもなく
少々残念であったデキ。

HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル シーズン7

芸人がお互いを笑わせあうというゲーム、ドキュメンタルの第7シーズン目。

前半こそは面白かったが、人数の少なくなった後半は失速してしまっていた。
ゾンビシステムや助っ人の設定も生きておらず、
空気を冷めさせるばかりであったと感じる。

ザコシが始終一人奮闘しており、
彼ががむしゃらに笑いを求める姿がこのシーズンの見ごたえであった。

映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館

映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館 DVD版
ポニーキャニオン (2013-12-04)
売り上げランキング: 64,532
 
新ドラえもん映画の一つで、
のび太が秘密道具が展示されている博物館に観光しに行く話。

ドラえもんシリーズの秘密道具に焦点があてられており、
名の通り様々な秘密道具が登場し、その歴史なども明らかになる。
脚本はミステリー要素が強く、これまでの劇場版によくあるような
摩訶不思議の世界を冒険するというワクワク感は薄いため、
割り切ってみなければならない。

友情の再確認がテーマであるものの、
脚本としてはそこまででもなかったので残念。
のび太や仲間たちの特徴を生かした活躍もなく、キャラの立ち方がイマイチであった。
また、事件の黒幕の扱い方が雑で改心もなく、
無理矢理ハッピーエンドにした印象を受けた。

見終わった後にモヤッとした作品でであり、
これより面白いドラえもんの映画はあるため、わざわざこの作品を見なくてもいいだろう。