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しんのすけが、アクション仮面の敵であるハイグレ魔王と戦う話。
ひまわりはまだ登場しない。
映画だが、日常パートが多く入っており、
信頼できる両親、子供らしい遊びをするしんのすけは見ていて懐かしさを感じる。
どの家庭でもあるであろう、家族の愛情が伝わってくる。
子供のよくある日常から一転して、
中盤からは、思いつかないような設定・敵キャラを投入してくるのは
クレヨンしんちゃんらしい。
ハイグレ魔王、Tバック男爵、ハラマキレディースといった
狂ったような舞台で、ギャグの勢いだけで物事を解決していく、
いい意味での力技を感じることができる。
時折のしんのすけの生意気な言動にイライラすることがあるが、
割り切って我慢できれば楽しめる良作。
映画クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険
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ほかの映画と比べてファンタジー色が強い。
想像したことを実現する、反則のような魔法を使って戦うのだが、
5歳児らしい発想ばかりで機転を利かせているところが面白い。
日常がだんだんと敵に侵されてく物語中盤が非常に不気味であった。
敵が人心掌握して、しんのすけだけが回りから取り残されていく様子は
見ていて怖かった。
敵が絶対的な悪であり、それに立ち向かう正義というわかりやすい映画。
クレヨンしんちゃんらしく、適度に入った笑いが緊張をほぐしてよい。
映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード
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面白い。
ストーリーがなく、ただアクションシーンが続くだけなのだが、
有無を言わさぬ勢いがある。
あの手この手で魅せ方を変えて、視聴者を退屈させないのは素晴らしい。
いわゆる、頭を使ったりせず、肌で感じるタイプの映画のため、
大人数でお酒を飲みながら笑ってみる際にオススメできる作品。
天気の子
上京して居場所のない男の子が100%晴れ女の女の子と出会う話。
面白い。
始終雨であるが、その反動で晴れた様子が幻想的であり思わず魅入ってしまう。
登場人物がひたむきに頑張るさまは応援したくなるし、
だんだんと結果が出ていく様子は気持ちがいい。
わかりやすい筋書で伏線もきいており、
雰囲気の良い幻想的な絵と音楽で一気に盛り上がるのは見事。
結末は勇気のいるものであったが、これはこれで良かったと感じる。
「君の名は」を作った新海誠の次の作品だが、前作が好きならば好きになるであろう作品。
オススメ。
ケムリクサ<全12話>
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謎の多い世界観であり、要所要所で非常にわくわくするのだが、
結局、最後まで見てもよくわからない筋書であった。
繰り返し見たり、一つ一つのシーンを重点的に見ていけば
謎が解明してくのかもしれないが、そこまでのモチベーションは保てなかった。
世界観を抜きにすると、ストーリーも特にひねりもなく
少々残念であったデキ。
HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル シーズン7
前半こそは面白かったが、人数の少なくなった後半は失速してしまっていた。
ゾンビシステムや助っ人の設定も生きておらず、
空気を冷めさせるばかりであったと感じる。
ザコシが始終一人奮闘しており、
彼ががむしゃらに笑いを求める姿がこのシーズンの見ごたえであった。
映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館
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のび太が秘密道具が展示されている博物館に観光しに行く話。
ドラえもんシリーズの秘密道具に焦点があてられており、
名の通り様々な秘密道具が登場し、その歴史なども明らかになる。
脚本はミステリー要素が強く、これまでの劇場版によくあるような
摩訶不思議の世界を冒険するというワクワク感は薄いため、
割り切ってみなければならない。
友情の再確認がテーマであるものの、
脚本としてはそこまででもなかったので残念。
のび太や仲間たちの特徴を生かした活躍もなく、キャラの立ち方がイマイチであった。
また、事件の黒幕の扱い方が雑で改心もなく、
無理矢理ハッピーエンドにした印象を受けた。
見終わった後にモヤッとした作品でであり、
これより面白いドラえもんの映画はあるため、わざわざこの作品を見なくてもいいだろう。
火の鳥2772 愛のコスモゾーン
売り上げランキング: 46,175
総監督を手塚治虫がやっている唯一の火の鳥の作品。
様々な形に変形するロボットや登場する宇宙人にはワクワクさせられたが、
ディストピアである舞台や、環境破壊により神の怒りに触れるといったストーリーに
目新しさを感じる事ができなかった。
画面と口調があっていない音ズレしている部分もあり、こちらも熱中性を下げた。
熱狂的なファンがいるようであるが、
全体的に残念ながら私には合わなかった作品。
TAMALA2010 a punk cat in space
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いわゆるシュール・サイコ系のアニメであり、
かわいい2Dと不気味な3Dの映像が入り混じりながら進んでいく。
全体的に説明不足であり、理解するより感じろ、という製作者の思いを感じる。
熱狂的なファンがいる作品ということだが、残念ながら私には理解できなかった。
イエロー・サブマリン
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凄い。
ビートルズの音楽を使ったミュージカルのような作品であり、
どんな展開でも有無を言わせない凄みがある。
狂気的でシュールな演出が続き、このような表現をできるというもの。
こういったアニメは今後出てこないんだろう。
なにか新しいことを感じ取りたい人はぜひ見てほしい作品。