¥466 (中古品)
デリヘルのドライバーをやっている作家の青年が、
偽札にかかわる事件に巻き込まれる話。
意識をせず日常生活を送っていたにも関わらず、
いつの間にか主人公が話の渦中にいる、というところはゾクゾクするし、
どのように話が収束していくのかは気になって観てしまう。
ただ、登場人物が多く、誰がどの名前なのかを把握できないまま、
話が進んでいってしまい、伏線の回収に、いまいちピンとこないところもあった。
また、時系列もバラバラになって語られ、さらに脚本に関係ないような要素も多くあり、
それも混乱のもとになっていた。
おそらく小説版であったら、また違う印象を受けるのだろうが、
映像としては期待したほどの良さは感じられなかった。