東京のど真ん中で、生活保護JKだった話

東京のど真ん中で、生活保護JKだった話 (コミックエッセイ)
五十嵐 タネコ (著)
⭐ 5つ星のうち4.8
¥1,238

両親が働けず、生活保護を受けていた家庭で育った著者のコミックエッセイ。

とても面白い。

物心ついた時からの困窮生活で、
普通なら非行に走ってしまってもおかしくないほどの過酷な環境にも関わらず、
主人公は前向きで常識的、そして勤勉であるところが素晴らしい。

なんとか現状を変えようとする子どもならではの工夫の数々が、
面白おかしく描かれていくが、
その行動一つ一つがポジティブで、読んでいるこちらまで励まされる。

途中に挟まれる当時を振り返るコラムも読み応え抜群であり、
作者の頭の良さや人柄の良さがにじみ出ていて、読後感がとても心地良い。

本人にはどうしようもない理不尽で厳しい環境を垣間見ながらも、
逆境を行動力で覆していく姿に勇気をもらえる一冊。
とてもおすすめ。