エイリアンが出没する地球で、「エイリアン対策係」に任命された3人の小学生が、力を合わせてエイリアンを退治する話。
面白い。
人間の持っている技術力でエイリアンの侵略を阻止するのではなく、
すでに存在しているエイリアンと共生して、他のエイリアンからの侵略を防ぐというのが特徴。
「なるたる」のような系統であり、可愛い絵柄でほのぼのと始まったところから、
話が二転三転し、どんどん救いのない展開となっていく。
少しずつ世界観が明かされていき、残酷な話が、
彼女たちの環境では当たりまえのように説明されていくため、目が離せなくなる。
残念だったのは、登場人物の顔が、全員同じように見えてしまうところであり、
差別化できていた髪型も、戦闘中は、帽子をかぶりながら行動をするため
初めは、誰が誰なのかが見分けがつかなかった。
最後が若干の説明不足であるが、これはこういうものとして、面白いSFであると感じた。