奇妙な生命が文明を作る地下世界を、
ロボットとなった人間が冒険するストップモーションアニメ。
ミニチュアで作った物体を少しずつ動かし、連続して動いているように見せる技法の
ストップモーションアニメで作られていることが特徴。
機械がバラバラになる描画や、怪物に捕食されるシーンなど、細かい動作や、非常に密に作られている。
この作品を作るのに、どれだけの苦労があったのか、予想がつかない。
地下世界の住民も人間味にあふれており、冗談を言い合うものや、他人を陥れそうとするものなど、
果たして、どちらが人間だったのか、わからなくなるような感覚になる。
化け物から追いかけられたり、知的生命と協力しあったりとストーリーは平凡だったが、
それを表現する画面描写が素晴らしかった。