極東学園天国<全4巻>

新装版 極東学園天国(1) (イブニングコミックス)
講談社 (2013-09-20)
売り上げランキング: 23,555
 
問題児を集めた高校に転校してきた主人公の青春を描く。

どのキャラクターも素晴らしく引き立っている。
特に3年リーダーの城戸はへらへらとしているが
すべての行動にカリスマ性があり、見ていて惚れてしまう。

日本橋ヨヲコの作品らしく、セリフが一つ一つ力強くかっこいい。
心に突き刺さるものばかりで読んでいて気持ちがいい。
終わりがややあっさりして急ぎ気味のようにも感じられたが
これはこれで読了感が良い。

G戦場ヘブンズドアほどの衝撃性はないが、
不器用に生きる生徒たちを見ることで
心が揺さぶられたのは確かだった。

G戦場ヘヴンズドア<全3巻>

G戦場ヘヴンズドア 完全版 1 (ビッグコミックススペシャル)
日本橋 ヨヲコ
小学館 (2016-08-12)
売り上げランキング: 48,465
 
漫画が嫌いである有名漫画家の息子が、
とある青年に会ったことをきっかけに漫画にのめりこんでいく話。

いやー、面白い。
初めて読んだときは10年以上前だが、
今読んでも変わらない面白さ。

登場人物がすべて自分の中に芯を持っており、
嫌な人物が全くいない。
少しずつ考えがプロになっていく主人公も応援したくなる。
セリフ一つ一つが心に訴えかけてき、
とにかくすべてに必死であるさまを描くのは見事。

テンポの良いストーリーでだれることなく終わった名作で、
辛いことがあったらまた読もうと思う。

テルマエ・ロマエ

テルマエ・ロマエ Blu-ray通常盤
東宝 (2012-11-23)
売り上げランキング: 40,936
 
ローマ時代のテルマエ(公衆浴場)技師が、
現代の日本にタイムスリップし知識を得ることで、
ローマに新しい風呂を作る話。
原作は未読。

タイムスリップした主人公が現代の道具に驚いていく姿は面白く、
また、それを上手くアレンジしてローマ時代で作るのも良い。

ローマ以外を認めなかった主人公が
日本の文化を取り入れることで名声を上げていくが、
その道中でローマ人としてのプライドの葛藤が見事で、
俳優の上戸彩も型にハマって可愛く応援したくなる。

なかなかの良作だった。

夏雲の島の宝船

 
ver.1.0.5をプレイ。
マップに散らばる5つのアイテムを集めるアクションゲーム。
1時間30分ほどでクリア。

道中のダンジョンパズルを解きながら
お宝を目指すというシステムで、
敵もいなければゲームオーバーもないため
ほのぼのとプレイできる。
アイテムの場所がマップ上に表示され
なんだかんだ適当に進めていても
クリアできる難関度で楽しめた。

マップ毎に特徴がないため、
自分がどこにいるのが分からなくなったことが残念。

画面もきれいで、
良くまとまっていたアクションゲームだった。

ダウンロードはこちらから。

oQo(Prototype)

 
作った波紋の上にのってゴールまで目指すゲーム。
15分ほどでクリア。

神秘的な雰囲気が素晴らしく、熱中してプレイできた。
チュートリアルも丁寧で、だんだんと難関度が上がっていくもの
やりごたえがあり良い。

波紋によっては進む速さがちがっちたり、
ステージを進めるにつれて特殊な波紋が出てきたりと、
ギミックに幅がある事も楽しめた。

まだプロトタイプ版ということだが、
最後まで完成したら是非ともまたやりたい作品。

ダウンロードはこちらから。

箱の中のバーディ

 
ゴルフ風のゲームで、
打った球をアイテムに当てたり、敵にぶつけたりしてストーリーを進めるもの。
40分ほどでクリア。

面白い。
マウスポイントにめがけて球を飛ばすだけなのだが、
これが楽しく、うまく的に当たると達成感を得られる。
初めは上手く狙い通りに球が飛ばなかったが
プレイを続けることでだんだんと上達を感じ、
当たるようになるのも良い。

自分のHPが分かりにくいことが残念だったが、
攻撃をくらいゲームオーバーになっても
そのステージからやり直せるため、
ストレスをためずに再度挑戦することができる。

グラフィックもきれいで、演出もよく、
ダレる前にちょうどいい長さでゲームが終わり、
オススメできる作品。

ダウンロードはこちらから。

スピネルの魔法工房

 
Ver1.5でプレイ。
モンスターを倒して素材を集め、その素材から道具を加工し、
店で売ることで資金を稼ぐゲーム。
5時間ほどで全ての勲章を取得。

画像はとてもきれいでシステムも素晴らしく、
ゲームを起動した当初は非常に驚かされたが、
肝心のゲーム内容がいまいちだった。

モンスターを倒して素材を集めることが
ほとんどの時間を費やすのだが、
その素材集めが単調なものでモチベーションが上がりにくかった。
敵の種類も一定であり、ひたすら同じマップの中をうろつくことが、
ゲームとしての進展性が少なく退屈に感じられた。

また加工した道具を一定数集めることで
新しい場所に行けたりスキルを取得できるのだが、
その加工した道具を売買禁止にし忘れ、いつの間にか売られており、
また最初の素材集めから始めなければならないことも
モチベーションが下がる原因となった。

敵を倒した際のドロップできるアイテムもランダムであり、
欲しいアイテムをドロップできなければ時間が無駄になってしまうのも残念。
例えば「敵をX体以上倒す」といったクエストを入れるだけでも
モチベーションアップにつながると感じた。

画像とシステム性が優秀なだけに、
新マップやスキルの解除条件を緩くし、ゲームテンポを上げることで、
プレイヤーに退屈感を感じないようにすればもっと面白くなったであろう作品。

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ゆうやみ特攻隊<全13巻>

 
姉の仇をとるため悪霊との戦いを描くホラーアクション漫画。

面白い。
ギャグ調で始まった話が、
だんだんとシリアスになっていく。
不気味な雰囲気の中で
ストーリーのテンポが良く、読むのが止まらなくなる。

キャラクターも魅力的で、
圧倒的な暴力で幽霊を制圧していく「隊長」がかっこよく、
一方的にブチどめしていくさまは見ていて興奮する。
弱気で臆病な主人公がだんだんと強くなっていくのも
感情移入ができ、応援したくなる。

残酷で絶望的なシーンも多いが、
それに立ち向かう主人公たちの盛り上がりも良く
馬鹿な味方もいないため読んでいて気持ちがいい。

テンポのいいストーリーとアクションで
読者を熱くさせるオススメの作品。

夕闇の森の星拾い

マップに落ちている星座を拾う探索系アドベンチャーゲーム。
2時間ほどでクリア。

面白い。
星座を拾うことで、水の上を移動したり木の実を運んだりといったような
行動できることが増えていき、さらに探索範囲が広がっていく。
新しい能力を手に入れるたびにワクワクし、
どこが攻略できるようになるのかが考えさせられる。
行き先に詰まってもヒントをくれるキャラクターがいるため、
自分で難関度を調整して諦めずにプレイすることができる。

ギミックもなかなか考えられてあり、
上手く能力を使って解いていくのはとても楽しい。

ボスの倒し方が分からず、攻略サイトを見てしまい、
この部分はもう少しヒントをくれても良かったと感じた。

全く違うルートで10分程度でクリアしている動画があり、
星座の拾い方次第では全く別のプレイ方法があるのだと驚かされた。

ダウンロードはこちらから。

Rush Dungeons!β (とつげきダンジョン!β)

自動でキャラクターが敵を倒す放置系ゲーム。
第8回ウディタゲームコンテストのグラフィック部門で優勝した作品。
5時間ほどでクリア。

戦闘を開始したらプレイヤーは装備を変える事しかできなく、
キャラクターが勝手に敵を選んで攻撃していくシステム。
敵を倒しては新しい武器を手に入れ、どんどん強い敵を倒していく。

放置系ゲームなのだが、
グラフィックが凄まじく綺麗で見入ってしまうデキ。
アイテムのドロップ率も良いため、
ちょくちょく装備を変えていくことになり、
なんだかんだ画面から目を離さなくても退屈しない作品。

全体的に説明不足であり、
どのパラメータが何を表しているのかがわからなかったのは残念だが
一度理解してしまえば戸惑うことはないだろう。

ドット絵に魅せられる作品だった。
ダウンロードはこちらから。