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SNS上での鼻につく行動に、
様々な名前の罪状をつけて紹介しているのは面白く、
確かにこういうやつよくいるなぁ、と思わせる。
SNS初心者の女性がマナーを学んでいくストーリーで、
女性の天然ぶりやSNSポリスの濃いキャラ性も笑ってしまい、勢いがある。
SNSについて書いてあることがすべてではないと思うが、
単純な読み物として面白かった。
SNS上での鼻につく行動に、
様々な名前の罪状をつけて紹介しているのは面白く、
確かにこういうやつよくいるなぁ、と思わせる。
SNS初心者の女性がマナーを学んでいくストーリーで、
女性の天然ぶりやSNSポリスの濃いキャラ性も笑ってしまい、勢いがある。
SNSについて書いてあることがすべてではないと思うが、
単純な読み物として面白かった。
探偵奇譚と比べて、こちらは面白かった。
どの部分が、と言われたら反応に困るが、
不思議な世界観やストーリーも目新しく、何やら熱意や勢いを感じさせる作品。
外天楼のドラマ性には及ばないものの、
石黒正数の作る独特のSF設定が好きならば読んでみると良い。
とても面白い。
新しい星に到着したときのワクワク感が素晴らしく、
その惑星独自の環境・食物連鎖等の特徴や設定が
しっかりと考えられていてストーリーに深みが出ている。
中盤で、大きな謎が明かされ驚かされる展開があり、ここまでの話を読み返すと、
確かに別の意味に捉えられる場面を次々と発見をすることが出来、
無駄がなかった脚本だということが分かる。
全員の登場人物に見せ場があり、熱くカッコ良く、
逆境でも負けない意思や悲惨な状況でもポジティブに描かれる。
笑いのポイントも合っており、最後まで楽しむことができた。
「それでも町は廻っている」の作者の短編集。
イマイチであった。
面白い話はあるものの、石黒正数特有のひねったストーリーを期待していただけに、
残念さを感じてしまった。
一作品目の「探偵奇譚」は、オチは非常に小規模にもかからわず、
何やらすごそうな前振りと語り口で始まり、道中をワクワクさせる描き方は
相変わらず魅せかたが上手で良い。
しかし、この話以外の短編はアイデアの一本のみであり、
そのアイデアもそこまで真新しいものではなかったため、
読んでいてもうひとつ、何か一捻りが欲しかったところ。
外天楼のような面白さを期待すると、外れてしまうので注意。
気持ちのいい作品。
「~~。ああ、夏休み。」で終わるamazonの紹介文がまず見事この上ない。
何も知らない男女が出会ったところから、
トントン拍子で話が進んでいき、思わぬ展開に転がっていく。
退屈しないスピード感のある描き方なのだが、
家族愛や思いやりといった部分は丁寧に書かれており、読んでいて心が温まる。
ギクシャクする父親との関係や、探偵、友人たちなど
登場人物もキャラが立っておりいい人ばかりであり、
この部分もまさに気持ちがいい。
2巻と短い作品ではあるが、内容が濃くまとまっておりオススメ。
面白かった。
世界観を多く語らない作品だが、立ち寄った先々のモニュメントや建造物で
ぼんやりと考察させる描き方であり、想像を掻き立てワクワクする。
他の人がもういないということを明確に示され、
出会ってきた人達のその後を実感させられたのは、まさに終末という感じ。
車が壊れるエピソードや、宝物であった日記や本までも
生きるために使ってしまうことは悲愴さが伝わってきて心が痛くなる。
絶望的な終わり方であるが、その中でも精一杯前向きになる二人を見ていると
終末世界でも美しかったと感じさせる。
オススメ。
フリーゲームの名作として必ず名前が挙がる「ゆめにっき」が
3Dリメイクということで興味があったが、驚くほどゲーム性が異なっている。
原作は、オブジェクトを集めるという一応のゲーム性はあるものの、
本来は狂気やカオスな空間を楽しむ芸術作品のようなものであった。
しかしながら、本作は主人公が謎解きをしながら一本道のアクションステージを解いていくという、
「ゆめにっきのような世界観を取り入れたホラーアクションゲーム」として扱わなければならない。
そのため、原作の雰囲気を味わうことを目的にプレイするには非常に不満になるだろう。
ゆめにっきの原作と全く切り離して考えてみると、意外と楽しめるデキで、
これまでプレイした「LIMBO」「INSIDE」のようなゲームと比較しても十分な完成度がある。
ラスボス戦を含め一部のアクションシーンの難関度が高すぎており、
どこが悪かったのかわからないままウンザリするほどやり直しをさせられたが、
こういった点はインターネットを見ていると他の評価者も同意見であるようなので、
今後パッチが当たり、どんどん練磨されていくのだろう。
「ゆめにっき」として考えたら、登場人物やラストの展開などが、
これまでのイメージと崩れすぎており、求めていくものと全く違うものであるが、
単なるホラーアクションゲームとして見てみると
綺麗なグラフィックで摩訶不思議な世界を冒険するゲームとして優秀な作品。
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初めに一つ表示されているボタンを押すことで、
次々と新しいボタンやレバーが表示されていくのはワクワクする。
味のあるドット絵も不気味な感じがして、ゲームに合っていて良い。
画面にある張り紙などからキーとなるものを探し、
次のスイッチを表示させていくのだが、全体的に難関度が高く、
早々から攻略サイトに頼ってしまい、結局自分で見れたエンディングは5個程度だった。
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これまでのシリーズと同様、
身を削り笑わせようとする芸人たちの姿が見られる。
場が膠着した際の、敗者復活のゾンビタイムもテンポが崩れずに良い。
また、これまでは笑いから逃げているものが勝っていて疑問だったが、
今回の優勝者は積極的であり、その実力を納得できる。
森三中の黒沢がいるため、自重するのかと思ったが、
後半が下ネタのオンパレードであり、相当好みが分かれる作品。
緑色の背景に鉛筆で書かれたようなステージを進んでいく、
洋ゲーらしい幻想的で奇妙な世界観が特徴。
ゲームの難関度はないに等しく、
適当にプレイしてもクリアできるデキ。
飛行船のギミックだけはわからずに調べてしまい、ここだけ不親切で残念だった。
短い時間で奇妙な世界を味わうことができる作品。
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