さよならハルメギド<全3巻>

 
母子家庭で暮らす少年の関わりを描いた作品。

悪い人がいないはずなのに、少しずつすれ違いが起き、
嫌な方向に展開が広がるのは、読んでいてゾクゾクする楽しさがある。

後味の悪く心に残る作品であり、三巻とすぐに読めるため
怖いものを見たい人はぜひ。

めだかボックス<全22巻>

めだかボックス モノクロ版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
集英社 (2012-09-28)
売り上げランキング: 13,231
 
学園ものの異能バトル漫画。

面白い。
序盤のコメディ路線であり、内容がわざとらしく読んでいて冷めてしまったが、
段々とバトル路線にシフトしていき、特に球磨川が登場してからは非常に面白い。

全体的にメタフィクションを意識した作りであり、
主人公やご都合主義について独特の切り口で解説されていき、
これが斬新で読み応えがある。

キャラクターが強烈で、中盤から登場する球磨川と安心院は
とてつもないカリスマ性を持っており、
よくこのような人物を想像できると感嘆する。
二人の戦闘シーンの演出も、興奮し魅せられるものばかりであった。

西尾維新の表現方法の特徴である言葉遊びのようなものが狙いすぎているせいか、
読んでいて冷めてしまったシーンもあったが、
球磨川と安心院のキャラクターの凄さに圧倒されて、
これだけで満足だったデキ。

クロユリ賛歌

閉鎖された山村での風土病を描くノベルゲーム。
3時間ほどで全てのシナリオを読み終わり。

ミステリー要素も含んでおり、
話が進むにつれて謎が解けていく。
全体的に無慈悲であり、生きるための背徳が多く描かれるため
万人にオススメできるわけではない。

理にかなっているシナリオを怖いもの見たさでプレイするとよい。
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公衆電話

電話ボックスに閉じ込められた男が、
3回の電話だけを行い脱出を図るノベルゲーム。

始めは状況が全く分からず、
とりあえず110番などに電話して少しずつ情報を集めていく。
周回プレイが前提であり、プレイの最中に聞いた電話番号をメモすることが必須。

面白いということを聞きプレイしたが、残念ながら私には合わなかった。
アイデアは面白いと思うが、途中でクリアまでの道筋が読めてしまうため
時間をかけてダラダラとプレイをさせられている感じを受け取ってしまう。
もう一捻り、何かを工夫してくれればもっと面白くなったであろう作品。

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フリクリ オルタナ

 
ある女子高生の周りに起こる青春アクションアニメ。

OVA版のフリクリの続編で世界設定は共有しているが、
今作から見ても十分凄みは伝わるはず。

目まぐるしく回るストーリーと爽快なアクションが特徴で、
ストーリーで不明な部分もあったが、それでも面白いと思わせる凄みがある。

今まであった日常がハルコの登場と共に一撃で終わりを迎え
予想できないストーリーが始まる。
アクションや機械も見ごたえがあるが、
メインテーマは十代の女子高校生が持つ悩みや青春というものであり
全力で問題にぶつかっていく様は見ていて気持ちがよく、
ハルコの破天荒で圧倒的なカリスマ性も魅せられる。

見るのに体力はいるが、音楽もよく絵も動きまくりで
後の達成感は凄まじいものだった。

少女終末旅行 公式アンソロジーコミック

少女終末旅行 公式アンソロジーコミック (MFC)
KADOKAWA / メディアファクトリー (2017-10-13)
売り上げランキング: 16,632
 
少女終末旅行のキャラクターや舞台で、幾人かの作家が漫画や絵を載せたもの。

原作が好きな人しか読まないだろうとは思うが、
よくある四コマ漫画や中身のないギャグが描かれており、
原作のような宗教観や人生を考えさせられることはないので、過度な期待は禁物。

未完のエリザ

 
楽譜の中が舞台のホラー探索ゲーム。
2時間ほどでトゥルーエンドまでクリア。

第10回ウディコンの優勝作品ということで興味がありプレイしてみたが、
恐ろしいほど私の感性と合わなかった。

楽譜がメインテーマであるのだがその舞台を生かしきれていなく、
探索ゲームも目新しいものもなく単調。
セリフ回しも不自然なほどに冗長であり、
読んでいて全く感情移入をすることができない。
魅せるべきところは、一枚絵やちびキャラたちが美しかったといったところ。

感性の違いによりここまで評価が異なることを思わされた作品。

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劇場版 のんのんびより ばけーしょん

 
日常系アニメ「のんのんびより」の劇場版。
キャラクターが沖縄旅行を楽しむ様子が描かれる。

相変わらずのシリーズであり、
脚本としては、想像できる日常の一部を切り取ったようなエピソードで
山も谷もなくただ楽しんでいる様子が描かれるだけなのだが、
それでもなんとなく感動してしまうのはすごいところ。
絵や音楽、画面の見せ方といった演出が秀でているのだと感じる。

悪意が一切なく、キャラクター達を安心して見ていられた。

サラと不思議な魔法石

 
マインスイーパーとRPGが融合したゲーム。
2時間ほどでシナリオクリア。

マインスイーパーのようであるが、
爆弾の代わりに敵と戦闘となったりトラップが発動したりして、
主人公のHPを削るという流れ。
本家と同様に右クリックで印をつけられるのは便利。

アイデアだけで勝負する、まさに個人製作のフリーゲームらしい作品で、
ストーリーやシステムに粗が残るところがあるものの、
一風変わったゲームをプレイすることができた。

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コトダマッスル

擬人化されたウサギの女の子が主人公のタイピングゲーム。
1時間程度でクリア。

絵や画面が丁寧に作られており、システムもわかりやすくて良い。
筋肉ムキムキの大男とギャグ調な冒険をするストーリーは
合う人にとっては面白いだろう。

このゲームだけでなく、タイピングゲーム全般にいえることなのだが、
お題が長文になるにつれて、自分がどこまで入力したのかが分からなくなってしまい、
理不尽なダメージをうけるのはなんとなく残念だったところ。

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