
¥3,083
仮面ライダーWのOVAであり、
街を守るもう一人の仮面ライダーである、アクセルを主役に当てた作品。
時系列としては、テレビ版終了後の話。
全体的にテンポが良く面白い。
序盤から緊迫した空気が続く。
物語の緊張緩和もうまく、戦闘シーンの見せ方もうまい。
新婚であるという状況、また警察官といった職業である、
照井(仮面ライダーアクセル)の特徴が、上手に脚本に生かされており、
これまでの仮面ライダーWが好きならば楽しめる作品。
仮面ライダーWのOVAであり、
街を守るもう一人の仮面ライダーである、アクセルを主役に当てた作品。
時系列としては、テレビ版終了後の話。
全体的にテンポが良く面白い。
序盤から緊迫した空気が続く。
物語の緊張緩和もうまく、戦闘シーンの見せ方もうまい。
新婚であるという状況、また警察官といった職業である、
照井(仮面ライダーアクセル)の特徴が、上手に脚本に生かされており、
これまでの仮面ライダーWが好きならば楽しめる作品。
仮面ライダーWのOVAであり、
映画「仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ」の敵役だった大道克己が、
どのように仮面ライダーエターナルになったのかを描いた作品。
全体的に話が単調で、テンポが悪くイマイチ。
現実と過去の回想が切り替わって、ストーリーが進んでいくのだが、
これがまどろこっしい。
盛り上がっているところで、いきなり現実側に引き戻されてしまうため、いちいちテンポを崩している。
戦闘シーンも変わり映えがないのに、時間を使っており、非常に長く感じ退屈だった。
脚本もいびつであり、仮面ライダーWの世界観に、
今回で新しく「超能力者」という概念が追加され、あまり納得のいくものではなかった。
中途半端に仮面ライダーWの登場人物や世界観を使ったばかりに、
結果的に蛇足になってしまったと思う作品。
ハリーポッターシリーズの一作目。
少年が、魔法学校内の冒険を描く一年生の話。
面白い。
長かった原作を圧縮しているため、ものすごいスピード感で話が進む。
ポンポン画面が切り替わっていくため、一瞬も退屈しない。
これまでの人間世界で生きていた主人公が、
奇妙キテレツな魔法の世界に足を踏み入れていく様子が
視聴者にとって感情移入しやすく、観ていて、とてもワクワクする。
これまで人間世界で生きていた主人公が、学校に入学するために必要な道具などを、
魔法の街で買ってから行くのは、脚本に現実味があって面白い。
魔法世界で生きている人たちにとっては常識的なことが、
主人公にはわからない、という困惑もわかりやすく演技されており、
ギャップにクスっと笑ってしまう。
これからの続編作品に生きてくる、
杖といった道具や、森などの学校関連、先生といった登場人物、魔法世界のスポーツなども
わかりやすく描かれていて、大変満足のいくデキ。
鬼滅の刃のエピソードの一つで、
刀を直しに来た主人公のもとに、人食い鬼が襲撃する話。
鬼滅の刃は原作、アニメ共にすべて視聴済み。
相変わらず面白い。
まず何よりも絵がうまく、とても詳細に丁寧に描かれている。
戦闘が始まってからの動き回るシーンもとても迫力があり、綺麗。
とにかく、今回のエピソードでは敵が圧倒的な強さを持っているのだが、
アニメ版では、絵や動きが付いた分、原作以上に絶望する様子を感じ取れる。
ここら辺の表現はとてもうまい。
これまでのシリーズを見ている人ならば、満足して見れるデキ。
仮面ライダーの劇場版。
前半パートで「仮面ライダーディケイド」、後半パートで「仮面ライダーW」、
最終パートで、二つの世界が入り混じり、仮面ライダーどうしで共闘する、という流れ。
仮面ライダーディケイドのパートは、「完結編」と銘打っており、
登場人物や人間性、能力の説明が全くないため、これまでの視聴が必須となる。
ディケイドを知らないままのため、話に全くついていけなかった。
仮面ライダーWパートは面白い。
時系列としては、テレビ版12話の次の話となる。
よくある能力バトル物のように、事件が起きてから、
敵の正体や能力の全貌が明らかになるまで、ワクワクする。
ここら辺は、テレビ版の面白さをそのまま引き継いでいる。
また、今回の仮面ライダーWは、本編の時系列より前の、
主人公たちの出会いが回想として語られるのだが、
それすらも、上手に敵の能力に生かされており、
無駄を省いた、すっきりとした脚本であった。
そして、最終パートで世界が入り混じるのが、これが残念なデキ。
特に説明や伏線もないままで、とても雑。
このパートがなくても、工夫できる脚本のため、見ていて冷めてしまった。
商業作品としては、しょうがないことではあるのだが、最後が蛇足と感じて残念。
仮面ライダーWの劇場版。
特殊な怪人が町でいざこざを起こす話。
時系列としては、テレビ版の44話の後となる。
全体的に意味が分からない。
脚本が不足しており、
今回の話の核となる新しいガイアメモリが何だったのか、
敵が騒ぎを起こそうとした動機が何だったのかが
説明されないまま話が終わってしまう。
作品の強みであった探偵としての世界観を生かせておらず、
少しずつ推理していきがらなのどんでん返し、という要素も薄い。
テレビ版の、圧倒的な強さを持つ不気味な敵陣営と比較すると、
今回の敵役がずいぶんと小物臭く、倒した後のカタルシスも得られない。
テレビ版と比較すると残念なデキ。
平成仮面ライダーシリーズの一つ。
二人で一人の仮面ライダーに変身して、怪人を倒していくもの。
世界観がとても良い。
一つの街を守る探偵、というテーマであり、
身近なところでドラマが起こっていくため、わかりやすい。
特殊な道具で怪人に変身できる人間を、
主人公たちの怪人(=仮面ライダー)がやっつける、というパターンなのだが、
どの人間が怪人化しているのかわからないという、推理要素があり、面白い。
怪しそうな人間が、実は関係ない一般人だった、ということも度々おき、
予想を裏切られてハラハラする。
話が進むにつれて、一つの道具で複数人が怪人化したり、
また、一人の人間が複数の怪人化できる道具を使ったりと、
世界観を工夫して、話の幅がどこまでも広がっていくのは見事。
敵の組織にも、様々なドラマや思惑があり、どうなっていくのかと先が気になってしまう。
初めてちゃんと仮面ライダーを見たが、これはこれで楽しめるものだった。
盗キッドから怪盗予告をされたイースターエッグの謎を解いていく話。
面白い。
どんどんと舞台が変わっていき、新しい展開になるため、見ていて退屈しない。
冒険をするようなワクワク感が始終あり、とてもテンポが良い。
ただ、殺人事件の推理の要素はほとんどないため、
なぞ解きを期待するのはできなく、その部分は注意が必要。
テナーサックスの才能のある青年が、東京に上京しジャズをやる話。
面白い。
主人公が天才だが、どこまでも純粋であり、
よくある鼻につくようなタイプではないため、応援してしまう。
だんだんとメンバーが上達していき、
結果が出るようになるため、話のテンポも良い。
ジャズ映画ということで、何よりも音楽表現を魅せるような演出をしており、
演奏に観客が心奪われて飲み込まれていく様子がはっきりとわかり、
自分も感情移入してしまう。
ただ、残念だったのは、演奏シーンでキャラクターが3Dモデルに切り替わるところ。
顔立ちに違和感があり、引っかかる感じがしてしまった。
女の子がトップアイドルを目指すアニメ「アイカツ!」の劇場版。
三年間半続いたテレビアニメ版最終回の後の話で、星宮いちごがアイドル学校卒業をするまでと、そのあとの社会人になってからを描く。
とても面白かった。感動した。
テレビアニメは本来女児向けであり、
「困難があり、それをみんなで力を合わせて乗り越えて少しずつ成長していく」という、
わかりやすいサクセスストーリーであるものの
その挫折や後悔といったものは、大人が見ても十分に見ごたえのある脚本で、面白く興味を持ったところ。
ただ、今回の映画は、可愛い女の子が歌ってダンスするという意味では女児向けではあるものの、
「トップアイドルになった後に、彼女たちは何を考えて、どうなっていくか」という、
アニメ版であったサクセスストーリーとは対極の脚本になっている。
そのため、映画のターゲットが今の女児向けではなく、
10年前にアニメを見ていたような、ある程度の年齢と人生経験を重ねた世代となっている。
シリーズものの利点を最大限に生かしており、さまざまな見せ方を使って、いろいろな人に感謝を伝えていく様子に、
過去の長期間のアニメを知っている視聴者からすると、一つ一つのセリフにとてつもなく重みを感じ、感情移入ができる。
無駄なシーンが一つもなく、本来のアイカツ!シリーズの見せ場であるダンスシーンですら蛇足に感じてほどの、濃厚な脚本であった。
女児向けアニメの女の子たちが、大人の女性へと成長し、お酒を飲みながら語り合う、という舞台設定だけでも、
見ていてとてもワクワクするし、それぞれのキャラクターたちの見えない信頼関係が垣間見える様子に、本当に感動してしまう。
全体を通じてわかりやすい序破急がない脚本であるため、
この作品だけを見た人には映画が退屈に思うかもしれないが、
シリーズ全体のバックボーンを知っている立場からしたら、大変満足のいくデキ。
いつまでも未来は続いていくし、いままで頑張ってこれたため、これからも頑張ろうと思わせる、幸せな作品。
この作品を見るために、これまでのアイカツ!シリーズを見ていたのかと思うほどだった。
本当に良かった。