売れない女性Youtuberと、
その作品作りに手伝っているお人よしな男性との関わりを描いたもの。
人気獲得をしたい女性と、
女性と関わり合いをしたい男性とのギャップで
序盤からこれからどうなるのかわからない不穏な空気が流れる。
ひずみ始めると、
お互いにどんどん歯止めがきかなくなっていき、
YouTubeの舞台でエスカレートしていく復讐劇に、
周りの視聴者の反応もリアルで怖い。
YouTubeという舞台で、
人間の心の悪い部分を表現した怖い映画だった。
売れない女性Youtuberと、
その作品作りに手伝っているお人よしな男性との関わりを描いたもの。
人気獲得をしたい女性と、
女性と関わり合いをしたい男性とのギャップで
序盤からこれからどうなるのかわからない不穏な空気が流れる。
ひずみ始めると、
お互いにどんどん歯止めがきかなくなっていき、
YouTubeの舞台でエスカレートしていく復讐劇に、
周りの視聴者の反応もリアルで怖い。
YouTubeという舞台で、
人間の心の悪い部分を表現した怖い映画だった。
漫画を書くことが好きな女の子が、不登校の同級生に出会い、作品を高めていく話。
原作漫画は読了済み。
面白い。
原作も十分面白かったが、映像作品になることで、さらに感動した。
声優の演技やBGMの使い方もよく、
必要なところでキッチリと盛り上がることができた。
天邪鬼だが努力家の主人公と、
それに引っ張られて成長していく不登校の同級生が
わかりやすい物語で描かれる。
二人が漫画に熱中し、どんどん結果をだしていくことが爽快で、
見ていて感情移入もしやすく応援したくなる。
登場人物がほとんどいなく、
短編漫画を1時間にした映画だが、間延びせず感動できる青春劇。
おすすめ。
マフィアの殺人現場を目撃してしまったクラブ歌手が、
身を隠すために修道院のシスターとして過ごす話。
とても面白い。
他のシスターとウマの合わなかった序盤から、
だんだんと味方が増えていき、
修道院が賑わっていく様子に爽快感がある。
聖歌隊としての歌のシーンも魅力的で、
見ていて自然と笑顔になってしまう。
盛り上がるところでしっかり盛り上がり、
ハラハラドキドキするようなわかりやすい話で
万人にオススメできる映画。
戦後直後の日本にゴジラが登場し暴れる話。
面白い。
戦争が終わり苦しい状況の中でゴジラが暴れるという
とんでもない状況であり、
それを民間が力を合わせて対応していく様子が描かれる。
人間ドラマがメインであり、
戦争によって登場人物の心に変化があったところに、
ゴジラという焦点を当てて、その感情を乗り越えるというものとなる。
サクサクとテンポよく物語が進んでいくのも良いし。
規模は小さいながらも、みんなで力を合わせて対応するところはスカッとする。
おススメの映画。
劇場版 名探偵コナンのシリーズの一つ。
音楽関係者の連続殺人事件が発生している中で、
コナン達がコンサートに呼ばれ、謎を解いていく話。
全体的に、ギミックに「音」が取り入れられており、
他ではあまり見なく斬新で良い。
蘭や少年探偵団たちよりも、
本作のサブキャラクターのヒロインが魅力的に描かれており、
だんだん頼りになる存在としてなっていくのはワクワクした。
これまで見たコナン映画だと、まずまずの良作だった。
女学生が学校に行くようになった大正時代に、
アイヌ出身の女性が差別を受けながら生きていく話。
実話を元にした映画。
能力が優れているものの、
アイヌ部落出身というだけで、ひたすらに差別で苦労をする場面が描かれる。
最後まで淡々と暗く辛いシーンが続き、
見返りがあるような大きな救いもなく終わった印象。
当時のアイヌ迫害の風潮を知ることのできため、
勉強になるが、見終わるまでに元気が必要な作品。
劇場版コナンのシリーズの一つ。
イージス艦の公開訓練に参加したコナンが事件に巻き込まれるもの。
面白い。
序盤からドキドキする展開が続き、
一瞬も退屈しなかった。
ミステリー要素が強く、伏線もよく練られており、満足のいくものだった。
現実世界で起こりそうな題材なのも説得力がある。
何が起こっているのかが、理解しやすい演出になっているのも良い。
コナン達がイージス艦という密室にいるなかで、
いろいろなキャラクターが力を合わせて事件解決に向かうのも応援したくなった。
ラストも感動できて、これまでに見たコナン映画の中でもトップクラスのデキだった。
おすすめ。
祖国の事情により無国籍になってしまい、
空港から出られなくなってしまった男の話。
面白い。
厄介者となった主人公をどうにかしたい空港の思惑や、
空港で暮らすことになり、周囲から一瞥の目で見られるようになる中、
主人公の前向きなマインドで、悲観的にならないように描写されている。
初めは片言しか通じなかったが、
少しずつコミュニケーションをとれるようになっていき、
それにより理解者も増えていくため、主人公を応援したくなる。
ほぼすべてのシーンが空港内で描かれるのだが、退屈せずに話が進んでいき、
見終わった後に温かい気持ちになるハートフルな映画だった。
事故で両親を亡くした子が、友達として人口知能を持つロボットを与えられる話。
序盤はハートフルであるものの、だんだんと人口知能が覚醒していき、
少女を守るために行動が過激になっていく様子を見る作品。
展開が予想通りに進んでいくため、脚本にはもう少しひねりがあると良かったと感じる。
ただ、少女とその少女を引き取った叔母のやり取りは見ごたえがあり、
教育、愛情といったものについて、ロボットと人間との比較を考えさせる。
ビジネスマンである叔母が、突然少女を引き取ることになり困惑することもわかるし、
少女が亡き両親に愛情を求めることもリアル。
人口知能という題材で、近年の映画を観たければ見るとよい。
アイドルから女優に転換した女性が、仕事内容に疲弊していく話。
監督が今敏の作品。
現実・ドラマ・妄想でのできごとを混乱させる脚本であり、
何が実際に起きたことなのかがわからなくなるのはゾクゾクする。
ただ、キャラクターに魅力がないため、
感情移入することができず、あまりワクワクしないのは残念。
人間の狂気を描こうとするのであれば、
もっと振り切って、内面描写をしてほしかったと感じた。