その身近な人との交流を描く話。
正体不明の生命体が人間の生活を学んでいくというのは
あたかも「寄生獣」を見ているようであった。
だんだんと明かされていく侵略者の能力や目的は
不気味でありワクワクさせる演出。
侵略者たちは狂ってはいながらもそれぞれで個性が出ており、
どの登場人物もしっかりキャラが立っていて分かりやすかった。
しかしながら、全体的に不満な点もおおく、
侵略者のみならず普通の人間もセリフが文章のようで不自然であり、
もどかしいカメラワークも見ていてストレスが溜まってしまった。
国の公共組織もどのような組織なのか不明だし、
大胆に自衛隊を動かす理由もわからず脚本についていけなかった。
巷では評価の高い作品であったが、
面白味を感じることが出来ず残念な作品だった。