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宇宙よりも遠い場所<全13話>

宇宙よりも遠い場所 1(イベントチケット優先販売申券) [Blu-ray]
KADOKAWA メディアファクトリー (2018-03-28)
売り上げランキング: 5
 
女子高生が南極大陸を目指して奔走する青春アニメ。

めちゃくちゃ面白い。

ただの女子高生が南極という想像できない場所に向かうことに、
バカにされながらも信念を持ってがむしゃらに頑張る様は
本当に応援したくなる。

一歩前に進む勇気、友達との衝突、過去の出来事のけじめなど、
感情の動きが激しいこの年代を、
超一流の演技や脚本、演出で表現される。
そのすべてがまさに青春であり、感動した。

これまでの人生の中でも、特に見れて良かったと思える作品。
本当におススメ。

キック・アス

キック・アス Blu-ray(特典DVD付2枚組)
東宝 (2011-03-18)
売り上げランキング: 29,222
 
ヒーローに憧れたオタク少年が本物の親子ヒーローに会い、
犯罪組織の戦いに巻き込まれていく話。

一般人である主人公に対して、
ヒーローである「ビッグダディ」「ヒットガール」の超人さが非常に魅せる。
特に可愛い10歳程度の少女「ヒットガール」が
軽快な音楽と共にバタバタと敵を殺しまくるのが、とにかくカッコよく圧巻。

テンポの良いストーリー・爽快なアクションシーンがウリだが、
それに伴いセリフや暴力シーンが過激であり
全年齢には向かない作品かもしれない。

他では見られないような、銃やナイフをテキパキ扱う可愛い少女を
見たい方はぜひ。

HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル シーズン4<全5話>

芸人がお互いに笑かせ合うドキュメンタルシリーズの4作目。

これまでのシリーズと同様、
身を削り笑わせようとする芸人たちの姿が見られる。
場が膠着した際の、敗者復活のゾンビタイムもテンポが崩れずに良い。
また、これまでは笑いから逃げているものが勝っていて疑問だったが、
今回の優勝者は積極的であり、その実力を納得できる。

森三中の黒沢がいるため、自重するのかと思ったが、
後半が下ネタのオンパレードであり、相当好みが分かれる作品。

HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル シーズン3<全5話>

ドキュメンタルシリーズの三作目。

イマイチなデキ。
ケンドーコバヤシや春日は面白く、
番組を盛り上げようという心遣いが伝わるのであるが、
他の参加者について、前作以上に怒りの表現や暴力が目立ち、
出来上がっていた空気が壊されていたのが残念。

また、ルール上しょうがないことではあるが、
笑いから逃げている人が終盤まで残ってしまい、
見ずらいものになっていた。

敗者が再び芸をできるようになる
「ゾンビタイム」のシステムは優秀で笑いっぱなしだったが
他はそこまでの魅力は感じなかった。

HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル シーズン2<全5話>

お笑い芸人が100万円を持ち寄り、笑ったらいけないゲームをする企画の第2段。
ゲームは別であるがシーズン1の流れを汲んでいるため、
前作の視聴は必須。

笑わせるために手段を択ばず、とにかく下品であるため、
前作以上に視聴者を選ぶ仕上がりになっている。
空間の濃さや、一発のネタの爆発度でいったら、
前作の方が優れていると感じた。
ただ、賞金を獲得するために芸人たちが狂気と化した最終話は
私の笑いのツボにハマっており、非常に楽しめたため良かった。

HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル シーズン1<全4話>

10人のお笑い芸人が参加費100万円を持ち寄り、お互いを笑わせあうゲーム。
最後まで笑わなかったものが総1000万円を獲得するという流れ。

面白い。

年末にある「ガキの使い~」の笑ってはいけない系と同じようなコンセプトであるのだが、
あちらは面白くなくても、配慮のためか参加者が大笑いしているため
自分の感性とギャップを感じ不安になっていた。
対してこちらの番組は、お金がかかっている分、
笑わそうとするものは頭を使い真剣に笑わそうとしており、
また、他人のボケに対しても必死に笑わないようにこらえている様子も
絵になっていて本当に面白く爆笑できる。

第一話は紹介のようなもので、また参加者もギクシャクしているため面白味はないが、
回を重ねるごとにどんどんと白熱していき、
次第に、何でもありな独特の空間が作られていく。
ただ、残念だったところは参加者が退場していった終盤は
人が少ない分、カオスっぷりが収束していくため
いまいち盛り上がりに欠けた部分もあった。

まだ実験的な番組であり、安易な下ネタも連発するため
見る人を選ぶ作品ではあると感じるが、
私にとっては非常に楽しめた。

視聴はこちらから。

がっこうぐらし!<全12話>

がっこうぐらし!第1巻 (初回限定版) [Blu-ray]
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン (2015-09-26)
売り上げランキング: 11,606
 
人間がゾンビとなった世界で、学校に籠城する女子高生を描く。

いやー、ここまで凄いアニメは久々に見た。

脚本とキャラ設定、また物語の見せ方が素晴らしい。
シリアスとほのぼの部分の塩梅が超絶で
生死に直面した絶望的な舞台設定であっても
ほのぼのとしたキャラクターの設定を強引に作り、
有無を言わさず日常感に納得させてられてしまう。

また時系列が交差して描かれ、
それに伴う伏線の張り方・回収の仕方も凄まじい。
初めは小さく感じていた違和感が、
だんだんとはっきりとした歪みになっていき
最高潮のところで秘密を明かされる、非常に驚かせる脚本。

毎回のヒキも強く、また期待以上に二転三転した驚く展開が続くため
本当にワクワクしながら見ることができた。
全話を通しで見終わった後に、思わず第一話目を見てしまったほど。

本当に見れて良かったと思わせる作品。
ぜひ予備知識なしで見てほしい。

バトル・ロワイアル

バトル・ロワイアル [DVD]
東映ビデオ (2001-09-21)
売り上げランキング: 11,686
 
ある中学のクラスが無人島に監禁され、最後の一人になるまで殺し合いを強要される話。
マンガ版のみ既読。

強烈な脚本と舞台設定で有名すぎるビッグタイトル。
マンガ版が長かった記憶があるため2時間で終わるのか不安だったが、
非常にテンポよく話が進んでいき満足。

ゲームから降りる者や戦いをやめさせようと努力するものなど
クラスに様々な性格のキャラクターがおり、
それらが上手く脚本に絡んでいるのは素晴らしい。
徒党を組みながらも結局他人を信じられなくなる様子は
見ていてドキドキさせる。

グロテスクなシーンも多いため見る人を選ぶ作品であろう。
昔の映画ではあるが、キャストの演技も上手く
おおむね満足なデキ。

結城友奈は勇者である-勇者の章-<全6話>

結城友奈は勇者である-勇者の章-Blu-ray
ポニーキャニオン (2018-05-30)
売り上げランキング: 168
 
「結城友奈は勇者である」シリーズの最終章。
これまでのキャラクターがそのまま出てくるため、
「結城友奈の章」「鷲尾須美の章」の視聴は必須。

頑張ろうとするほど他人を傷つける、
このシリーズらしい残酷な展開を描くのは見事。
頼って欲しい仲間と事情により問題を抱える主人公との
すれ違いのもどかしさが上手い具合に描かれ、
見ていて非常に辛くなる。

これまで同様に「仲間を頼って皆でどうにかする」というテーマであり、
困難を乗り越えて解決に向かっていくのだが、
最後が、私にとってイマイチであった。
結局どうなったのかが全体的に説明不足であり、
何が起きており、なぜ解決したのかといったことが勢いに任され納得できない。
尺不足だったのかもしれなく、もっと丁寧に描いて欲しかったところ。

一期が面白かっただけに、少々残念だったデキだった。

結城友奈は勇者である-鷲尾須美の章-<全6話>

結城友奈は勇者である-鷲尾須美の章-Blu-ray
ポニーキャニオン (2017-12-20)
売り上げランキング: 173
 
勇者という姿に変身し正体不明の敵と戦う話。
テレビで放送した「結城友奈は勇者である」シリーズの前日譚となる。
前テレビシリーズは視聴済み。

平和な日常シーンと命がけで戦うシーンとの
描き方のギャップが上手い。
残酷で救いのない展開が続く次世代を知っているために、
本作の序盤の優しさが身に染みて感じられる。

小規模に始まった戦いがだんだんと激化していき、
「精霊システム」「満開」という次シリーズで核となる設定が
構築されていくのは見ていてワクワクする。

結城友奈は勇者である 結城友奈の章を見ておくことで
より楽しめるであろうアニメ。