フリーゲーム」カテゴリーアーカイブ

Maiden & Spell (Demo)

1対1の弾幕シューティングゲーム。
1時間半ほどでイージーモードで全ストーリークリア。

全体的に質が高く、グラフィックもカッコよかったり可愛かったりして良い。
ライフが少ない状態で相手が大技を使うのだが、
こちらもハデなエフェクトでテンションがあがる。
初めのほうは慣れていないせいか、全然クリアすることができなかったが、
コンテニューを続けるたびにだんだんと上達するのが分かるのは熱中した。

チュートリアルも丁寧に作られており、
可愛いキャラクターたちでクセもなく、誰でも楽しめる作品。
デモ版でありストーリが途中で終わるが、完成がしたらまたやりたいと思わせた。

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Doki Doki Literature Club!

文芸部に入部した主人公と、部員である4人の女子との関わりを描く美少女ノベルゲーム。
4時間ほどで全CGコンプクリア。

おー凄い。
メタ要素があるということを聞きプレイしたが、想像以上の達成感。
まさか、こんなゲームの表現方法があるとは。

よくあるようなポップで平和なシステムや
主人公がヒロインの一人とくっつく美少女ゲームのシステム土台を
まったくの逆手にとった作品であり、よくこのような脚本・演出を思いつくと感心させられる。

美少女キャラクターの立ち絵や甘そうな雰囲気に苦手意識を持っている方も
何も調べずに、是非プレイしてほしい作品。

ダウンロードはこちらから。
英語版しかないが、有志による日本語パッチを当てると日本語でプレイできる。

霧上のエラスムス

 
学生時代に同じアパートで暮らしていた6人の男女が、
同窓会と称して再び集まった様子を描くフリーノベルゲーム。
4時間半ほどでクリア。

セブンスコートと同じ作者の作品で、
選択肢などが一切ないノベルゲーム。
一斉にキャラクターが描かれるため、
始めは誰が誰だかわからず戸惑ったが、進めることで段々と理解できるようになる。
序盤の展開が終わった後に登場人物を整理するシーンがあり、
ユーザーの配慮が出来ていて良い。

記憶喪失や奇妙な人間関係だったりと、序盤から伏線が張り巡らされており、
それらの謎が少しずつ明かされていく脚本は、見事で読ませる。
展開が早いため退屈しなく一気に読むことが出来る。

しかし、このゲームのすごいところは、
本編が終わった後に選択できるサイドストーリーであり、これが非常に濃厚。
ある孤独な少女と男を描いた話なのだが、
描き方が上手く、人物たちの喜びや苦しみが感情移入できる。
この話の為に本編があったのかと錯覚するくらい読み応えがあった。

セブンスコートと同様に面白かった。
いい作品に出会えてよかった。

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IF[体験版]

 
元の世界に戻るため、魔物のいるを異世界を冒険するRPG。
2時間ほどでクリア。
[体験版]と書かれているが完成している。

あらすじだけを見るとありきたりなRPGに見えるが、
非常に斬新でメタ要素が強い作品。
パソコンの前でゲームをしているプレイヤー自身が
上手く演出として取り入れられており、他ではまず見ない手法をとっている。
量産されているフリーゲームRPGにありきたりなストーリーを
逆にとった発想は素晴らしい。

Wolf RPGエディターデフォルトの戦闘画面であったり、
登場キャラクターの画像が見覚えのあるものばかりで
なかなかとっつきにくい作品ではあったがプレイできてよかった。

万人にオススメできるものではないが、
他のフリーゲームとは異なる演出を楽しみたい方はプレイするといいだろう。

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無限夜行

夜を渡り走る奇妙な列車に迷い込んだ少年を描くノベルゲーム。
2時間ほどで読み終わり。

絵本のようなグラフィックが特徴であり、
憂愁で、恐ろしくもどこか懐かしい気持ちを感じさせる。
特に風景描写が良く、
奇妙だがあたかもその場にいるような感覚にさせる。
子供のころの夕暮れ時や夜の奇妙な感覚を追体験できた。

読みやすい文章でテンポ良く進んでいき
短いながら一気に読ませる作品。

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テレポー塔プラス

左右のマップにテレポートしながら水晶を拾うアクションパズルゲーム。
2時間ほどでメインステージクリア。

面白い。
新しい発想のパズルゲームであり
左右のマップで上手く謎解きをしながら進んでいくのが特徴。
「別マップに移動するだけ」という設定だが
ステージが非常に良く練られており、
「こういったことも出来るのか!」と
作者の頭の良さがわかる唸らせる作品。

1つマップを次々とプレイしていくのだが、
序盤は1ステージ10秒ほどでクリアできるので、
非常にサクサク進み良い。

時々ジャンプの操作性が悪くなることだけが残念だった。

ユーザー作成ステージもプレイしたが、
こちらは謎解きよりアクション性を求められるステージが多く
断念してしまった。

テンポの良い斬新なアクションパズルを行いたい方に
強くおススメできる作品。

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GENETOS

敵を倒して自機を強化するシューティングゲーム。
30分ほどでイージーモードクリア。

だんだんと自機、敵が進化していくことが特徴で、
レベル1では横移動しかできないインベーダーゲームだったのに対し、
ゲームを進めていくにつれてグラフィックも進化していき、
ボムが使えるようになったり弾幕シューティングゲームになったりとした
あまり他では見ないシステム設計。

シューティングゲームは得意ではないが、
イージーモードにすることで手軽に楽しむことができた。

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Where is 2018

サンタクロースが2018年を探しにいくアクションゲーム。
10分ほどでクリア。

緑色の背景に鉛筆で書かれたようなステージを進んでいく、
洋ゲーらしい幻想的で奇妙な世界観が特徴。
ゲームの難関度はないに等しく、
適当にプレイしてもクリアできるデキ。
飛行船のギミックだけはわからずに調べてしまい、ここだけ不親切で残念だった。

短い時間で奇妙な世界を味わうことができる作品。
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セブンスコート

あるゲーム製作者のホームページ掲示板の住人達が、
ゲームの中に飛ばされてしまう様子を描いたノベルゲーム。
三時間程で読み終わり。

インターネットの掲示板でしか交流がなかった、という設定を上手に取り入れられており、
また、異世界転生のという一発ネタで終わっている事も無く、唸らせるような上手い脚本。
お互いに顔を知らないからこその出来るエピソードであり、
インターネットの負の部分といった特徴を感じる事ができる。

主人公がゲーム製作者であり、創造に対する原動力や辛さといったものがテーマになっており、
クリエイターならば誰しもが考えること、共感できる所も多く
感情移入をしながら読み進めてしまった。

作品内でのホームページと掲示板
実際に用意されている周到ぶりで、
こちらも同時に読みながら物語を読み進めると、なお楽しめるだろう。
ゲーム内でキャラクターと出会ったり過去を語られるたびに、
再度掲示板を読み返すと色々なことが分かり面白い。
ホームページも昔よく見たような趣のあるHTMLであり、
掲示板に荒らしがいたりなど、過去を思い出させてニンマリさせるデキ。

グラフィックに特徴があるため、なかなか手を出さなかった作品ではあったが、
噂通りの面白い作品で良かった。

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MOSAIC

音を頼りにクリックして絵を描くゲーム。
1時間ほどでクリア。

幻想的で雰囲気のいい作品。
始めは音が少ないが、絵を描くたびに音が増えていくので、
進めるにつれてそのたびに難しくなっていくというシステム。
だんだんと音が重なっていく様子は、プレイしていて心地がいい。

ヘッドホンやイヤホンが必須であり、
微妙は音の違いを聞き取ることが求められるが、
ゲームオーバーになってもデメリットはないため、
難しければあえてゲームオーバーになり、はじめからプレイし直すのも手。

雰囲気が良くオシャレな作品を感じたい方にはオススメ。
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