マンガ」カテゴリーアーカイブ

教えて!サバトさん

出版社の営業として働く悪魔が、次々と結果を出すギャグ漫画。

超常能力などは一切使わなく、
バカバカしい内容を有無を言わさせない謎の説得力で、
ひたすら突き進んでいくスピード感が見事。
失敗する姿を想像できないため、安心して読み進めることができる。

何も考えずに楽しい気分になりたい方はおススメ。

やったぜマイホーム こだわり二世帯住宅

とある漫画家が、
実家の母親と暮らす世帯分離型の二世帯住宅を建てるコミックエッセイ。

タイトルに「二世帯住宅」と書かれているが、
母親が家の間取りに意見を出すといったくらいで、
普通の注文住宅を建てるコミックエッセイと変わりがなかったのが残念。
また、家を建てて話が終わるため、
その後の二世帯住宅としての暮らしは、何も描かれなく注意が必要。

二世帯住宅ならではの注意点や気を付けること、良かったことなどを
もっと経験談として描かれていると良かったと感じた。

母の介護はじめました<全2巻>

筆者が、せん妄を患う母親の在宅介護を行う様子をまとめたコミックエッセイ。

入院生活から退院して在宅介護を行う様子が、
4コマ漫画形式で描かれる。
非常に大変な内容と思うが、
前向きな筆者の性格で嫌な気持ちにならずに読むこととができた。

美化して書かれている部分も多いとは感じるが、
現場の一例として、読みやすい漫画形式で知ることができる本。

子どもが欲しいかわかりません (コミックエッセイ)

仕事に熱中している既婚の38歳の女性が、
子どもが欲しいかを悩む話。

インスタなどで承認欲求を得ようとする女性グループに共感が持てず、
結局は主人公が悪いのではないかと感じてしまい感情移入できなく、
読んでいて心地悪かったのが正直なところ。

ただ、後半、妊活を決意しても、
結果が伴わず、時間が過ぎていく様子に非常に心が苦しくなる。
前半との上下のブレで一気に読み切ってしまった。

パートナーとなる夫の性格が良いのが救いであり、
相手のことを第一に思って行動や発言をしているさまに、
いい理解者がいることで、暗い話であっても希望が持てるものとなっていた。

終わり方は好みが分かれると思うが、
女性視点での子どもに対する価値観を考えるきっかけとなる漫画だった。

七夕の国<全4巻>

触れたものを消失させる超能力を持つ青年が、
そのルーツにかかわる出来事に巻き込まれる話。

主人公以外に登場する超能力者が、こそこそとせこい感じがしており、
もっとド派手に日常生活にかかわってほしかったところ。

話の謎解きも、そこまで納得感のあるものではなく、
面白さを感じられず、期待したところではなかった。

母親を陰謀論で失った (コミックエッセイ)

母親を陰謀論で失った (コミックエッセイ)
まき りえこ(著), ぺんたん(その他)
5つ星のうち4.2
¥1,100

離れて暮らす母親が、コロナの陰謀論に没頭し、
周囲との関係性が壊れていく話。

普段は温厚でありながらも、
この話題となると人が変わったように豹変する様子は怖く、
周囲と亀裂が入っていく様子は恐ろしい。

行動力のある主人公が、
母親として大事にしたいという感情を持ちながらも、
縁を切りたいということを考え始めることも、とても理解できるし、
同じ立場ならば、自分でもそのような考えになるだろうと感じてしまう。

どういった方が陰謀論を信じ込みやすいかも説明されており、勉強にもなった。

今まで考えたことのなったことを考えさせてくれて、
身近にあったら非常に怖いと思うことを、追体験できる漫画だった。

脱サラフードデリバリー配達員テンパりマンガ日記

UberEatsの配達員が、仕事で印象に残っている体験を紹介するコミックエッセイ。

配達員になるまでの流れや、
配達時に気を付けること、苦労することといった、
配達員側の仕組みを知ることができる。

配達員が参入することに敷居が低く、
よくシステムが考えられており、今の時代にあっていることがわかる。
また、フードデリバリーの業界の台頭により、
お店や利用者側も工夫が進み、様々な需要があることがわかった。

嫌なお客さんなどもいると思うが、
本書に書かれているのは、心温まるエピソードばかりで共感できる内容であり、
普段利用しないサービスを勉強できる良書だった。

娘がいじめをしていました (コミックエッセイ)

自分の娘がいじめの加害者となった親が、
周囲とのやり取りを描いたもの。

とても面白い。

タイトルからだと、加害者となっただけかと思われたが、
さらにそこから、また物語が一転し、
登場人物たちが余計に苦しむことになっていくのがつらい。

感情移入をさせるためか、すべてが親視点で描かれ、
どこまでの子どもの話が正しいのかも判別できず、
対応が非常に難しい問題であることがわかる。

親側が過去にいじめを受けていた経験があることから、
余計に、わが子に対して辛く当たってしまうこともわかるのだが、
子ども側としても、漫画内に描かれていないような事情を感じ、
読み手として、一概にあるべき論を語れないものとなっている。

話を知って冷静になれず、事柄を大きくしていく大人たちもリアルで、
どのような対応が、子どもにとって一番幸せになるのかもわからない状況。

非常に考えさせるテーマであり、読めて良かったと思う作品。

すべては子どものためだと思ってた (コミックエッセイ)

わが子の幸せを願うばかりに、
毒親となっていく母親の様子を描いた漫画。

面白い。

子どもの失敗を心配し必要以上に干渉を行うことで、
周りにとって、相当な負担になっていることが描かれる。

本人にとっては善意的な行動であるため、
何か問題が発生しても、自分に原因があると把握できず、
「さらにフォローをしなければ」と
悪循環に陥っていくことが非常に怖い。

だんだんと狂気的になっていく絵柄も、
物語を上手に表現してゾクゾクする。

極端な教育の一例を、手軽に追体験できる漫画だった。

ストライクウィッチーズ 片翼の魔女たち<全2巻>

ストライクウィッチーズ 片翼の魔女たち(1) (角川コミックス・エース)
しのづか あつと(著), 島田フミカネ&Projekt Kagonish(その他)
5つ星のうち4.5
¥638

ストライクウィッチーズシリーズの一つで、
ワイト島という拠点を守るウィッチを描いたもの。
時系列は、宮藤がアニメ版1期の活躍をしている同時期の出来事となる。

全体的にイマイチ。

「エース級の実力のないウィッチたちの戦いを描く」というテーマなのだが、
その世界観を物語に生かし切れていない印象を受ける。

ウィッチとしての実力がないならではの「知恵や発想を用いた様々な攻防戦」のようなものがあれば、
もっと感情移入できるのだが、ただ敵機とドンパチをしているだけで、
隊員たちの頑張りや苦悩といった感情が伝わってこず、
登場人物の魅力もイマイチ。

大した目標もなく、お色気のシーンをダラダラと描写している印象だった。

ブレイブウィッチーズPrequel オラーシャの大地はとても良い作品であるため、
シリーズに興味があるならば、まずはそちらの作品を読むことをお勧めする。