夢や希望を失っている一人の中年男性の生き様が描かれる。
不器用なところがあるが、
根は善人であり、読んでいて勇気づけられる。
本人にはその気がないにも関わらず、
あふれ出る魅力でどんどんと人を惹きつけていく様子は非常に良い。
熱いセリフが多く、心に突き刺さる。
巻数はあるにもかからわず、コマが大きいため
サクサク読むことができた。
オススメの作品。
不器用なところがあるが、
根は善人であり、読んでいて勇気づけられる。
本人にはその気がないにも関わらず、
あふれ出る魅力でどんどんと人を惹きつけていく様子は非常に良い。
熱いセリフが多く、心に突き刺さる。
巻数はあるにもかからわず、コマが大きいため
サクサク読むことができた。
オススメの作品。
終末世界をまったりと過ごしていく様子は
見ていて微笑ましい。
途中で遭遇する人物にも悪い人間はいなく、
苦悩はあるものの、皆が前向きに生きようとしているのも良い。
世界観が素晴らしく、
想像もできないヘンテコの機械やエピソードを
惜しみなく描かれる。
細部まで丁寧に書き込まれた絵も相まって
夢中になって読むことができた。
どこかもの寂しさを感じさせながらも、
ほんわかさせるような作品。
とにかくストーリーが見事という印象。
からくり編、サーカス編と二つの話に分けられ、
それぞれの軸で話が進んでいく。
なんてことのない最初の話から
どんどんとスケールが大きくなっていき、
過去や様々な出来事が複雑に絡み合う
素晴らしい冒険譚を味わうことができた。
登場する人形もカッコよく、派手にぶつかり合うさまは迫力があり、
細かく描かれる歯車や破片などの戦闘描画も読んでいて熱くさせられる。
ある村での主人公が修行をするシーンが
あまりにもテンポが悪く、読んでいて不安になったが、
そのあとはいつも通りに面白さを取り戻したので安心した。
複雑なストーリーと数奇なヒューマンドラマにワクワクさせられる名作。
周囲や未来に書かれる文字を透視できる、という設定は斬新で良いのだが、
その能力があまり見せ所がないことは残念。
ヤンデレ化していく少女を止めるのかと期待していたら
そのまま終わってしまい、脚本にもう一捻り欲しかったところ。
とはいえ、短編としては上手くまとまっており
狂気が淡々と描かれた、独特の雰囲気を味わうことができる。
戦争をしている敵国や理由は一切語られず、
二人の関係の様子が中心となって描画されており清々しい。
余計な情報を遮断しているため、
ラストの展開でも自然に納得させられてしまった。
ドジでおどおどしているちせが
外見的特徴や能力、セリフ一つに関しても
だんだんと人間離れしていくさまは見ていて辛いものがあり、
そのギャップに苦しむ彼氏に上手く感情移入することができる。
救われてほしいと願いながらも容赦のない残酷な展開が続き、
濃厚で迫力のある内容に目が離せなくなる。
SF作品としても上手く仕上がっている一作。
これはひどい。
大したことないのに話を引っ張る手法が取られ
さっさと話を進めてくれ、と何度も思ってしまった。
実行犯の動機もよくわからず、
おそらくサイコだったということを印象を付けたいのだろうが、
それならば、もっとましな描き方があったのではないのかと感じてしまう。
最後も完全に反則な決着のつけ方で、
ミステリーものとして破たんしており
計画犯の存在はなくても話がつけられただろう。
設定だけが先行して、無理をして話を作っていった印象だった。
実家に戻った主人公が厄介者にされる様子はリアル。
漫画のネタのために興味を持った怪談が
どんどんおかしな方向に転がっていき、
このことをきっかけに様々な秘密が明かされていく。
出てきた設定が上手く用いられており、
怪談を絡めた違和感のない物語を作られている。
クセのある絵ではあるが、
話が非常にまとまっており、短編ものとして優れたデキ。
数十人が手をつないで電車に飛び込むという
衝撃的なシーンから始まる。
残酷な描写が多いのだが、感情的な気持ち悪さの書き方も上手く
狂信的に変貌していく主人公が非常に不気味である。
途中で過去のエピソードが挟まれることがあるため
これまでが何年何月の出来事なのか整理しながら読む必要がある。
終わり方も良い意味で後味が悪く、
きれいに1巻でまとまっていた作品だった。
順調に出征していく島耕作だが、
入社当時は自分の正義感と会社とのギャップに苦しんでいることがわかる。
どんな状況でも前向きであり、余計なプライドを持たず
どんどん知識を吸収していくところは
相変わらず読んでいて気持ちよく、見習いたくなる。
当時の時代として携帯電話がない職場や
左翼、北朝鮮の拉致問題などの話など、
想像できないようなことが身近な生活に描かれており
こちらも新鮮で面白い。
これまでの島耕作シリーズを知らなくても
楽しめる内容になっているので、
興味のある人は本編からでも読んでみるといい。
どのキャラクターも斬新な特殊能力を持っており、
どういった戦いをするのかワクワクさせる。
計20人という登場人数の多さから
始めこそ整理するのに時間がかかったが、
バンバン死んでいくため混乱なく読むことができた。
5巻とコンパクトにまとまっており、
多彩な能力が描かれるバトル漫画としてオススメの作品。