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船内には殺人鬼がうろついており、
その攻撃をかわしながら、船の上部を目指すというもの。
生き残るために様々なグループを作り力を合わせているのだが、
そのキャラクターに無駄がなく良い。
生きるために非情になる人間たちは
読んでいて納得してしまう。
グロテスクなシーンもあるため注意が必要だが、
テンポも悪くなく、はじめから最後まで一気に読ませる良作品。
生き残るために様々なグループを作り力を合わせているのだが、
そのキャラクターに無駄がなく良い。
生きるために非情になる人間たちは
読んでいて納得してしまう。
グロテスクなシーンもあるため注意が必要だが、
テンポも悪くなく、はじめから最後まで一気に読ませる良作品。
被投票者だけでなく投票者側にも死亡の条件があり、
生き残るために翻弄するクラスメイトたちは読んでいて読み応えがある。
序盤こそ、名指しで投票するだけだったが、
だんだんと投票条件もエスカレートしてきて
状況が絶望的になっていくのは目が離せなくなる。
ただ、死亡する人間は、
例えば交通事故や落下物などといった運命的な力で死ぬのだが、
それを扱う「投票管理人」の存在がいまいち謎で蛇足だった。
最後まで読んでも管理人が何をしたかったのか
結局わからずじまいで終わってしまったのは残念。
管理人や警察は登場させないで、
超常的な力でデスゲームをいきなり行わせられるという
シンプルな設定の方が理解しやすかった気がした。
どのキャラクターも素晴らしく引き立っている。
特に3年リーダーの城戸はへらへらとしているが
すべての行動にカリスマ性があり、見ていて惚れてしまう。
日本橋ヨヲコの作品らしく、セリフが一つ一つ力強くかっこいい。
心に突き刺さるものばかりで読んでいて気持ちがいい。
終わりがややあっさりして急ぎ気味のようにも感じられたが
これはこれで読了感が良い。
G戦場ヘブンズドアほどの衝撃性はないが、
不器用に生きる生徒たちを見ることで
心が揺さぶられたのは確かだった。
いやー、面白い。
初めて読んだときは10年以上前だが、
今読んでも変わらない面白さ。
登場人物がすべて自分の中に芯を持っており、
嫌な人物が全くいない。
少しずつ考えがプロになっていく主人公も応援したくなる。
セリフ一つ一つが心に訴えかけてき、
とにかくすべてに必死であるさまを描くのは見事。
テンポの良いストーリーでだれることなく終わった名作で、
辛いことがあったらまた読もうと思う。
面白い。
ギャグ調で始まった話が、
だんだんとシリアスになっていく。
不気味な雰囲気の中で
ストーリーのテンポが良く、読むのが止まらなくなる。
キャラクターも魅力的で、
圧倒的な暴力で幽霊を制圧していく「隊長」がかっこよく、
一方的にブチどめしていくさまは見ていて興奮する。
弱気で臆病な主人公がだんだんと強くなっていくのも
感情移入ができ、応援したくなる。
残酷で絶望的なシーンも多いが、
それに立ち向かう主人公たちの盛り上がりも良く
馬鹿な味方もいないため読んでいて気持ちがいい。
テンポのいいストーリーとアクションで
読者を熱くさせるオススメの作品。
都度、会計の知識がないキャラクターに教えていき
自分をそのキャラクターに重ねて一緒に学ぶことができる。
全てが漫画の中で完結しており、
余計な文章の説明が入らないことは良い。
第三章で会社の経営状態に応じて
どんどん表が更新されていく演出は
読んでいて非常にわかりやすく、またイメージもつかみやすい。
初心者の私でもとっつきやすい、会計の理解の助けになる本であった。
幼年期に他人と違う行動を起こし
さんざん迷惑をかけて怒られるのだが
本人にとっては、理由がわからないまま怒られるという
理不尽なものであったということが分かる。
先生からのイジメなど、読んでいてひたすら辛いが
暗い雰囲気にはならないような作調で書かれており、
最後は救われるため読了感は悪くない。
発達障害に興味がある人向けの作品。
二次元世界を支配する、ということは
模様を変えたり、絵の中に入り込んだり、といったことだけなのだが、
見たことのないアイデアでストーリーが進んでいき、
作者の発想に驚かされる。
簡単な設定なのに、ここまで物語を膨らませられるのは
素晴らしく魅力を感じる。
登場人物も人間らしい性格をしており、
感情移入しやすくて良い。
一冊というショートコミックであるが、
物語の終わらせ方も上手い。
満足のいく一冊だった。
どの技術も、描こうと思えばいくらでも悪い方向に倒せるにも関わらず
徹底して、その技術を使用して救われた人間に焦点が当てられる。
技術の進歩による弊害、というありがちなテーマではなく、
純粋に、科学の恩恵や幸福が描かれているのは良い。
物語としての山などはなく、平坦で退屈だったが、
心が温まる話ばかりで、後味は良かった作品。
株、麻雀、競馬、果ては一族の殺し合いなど
多様なストーリーが展開される。
悪党を倒し、さらなる悪にのし上がろうとする生き様は
見ていてカッコいい。
勝負に関しても、どうにか知恵を振り絞り
生死ギリギリの部分を渡っていくという描き方のノリが上手く
打ち勝った時の達成感も凄まじい。
福本の作品の中でトップ3には入るデキの作品だが、
打ち切りのように終わってしまったことが残念。