平面の模様を操る組織の人間と、3次元の人間社会とのやり取りを描く話。
とても面白い。
「模様を変える」というネタだけで、
話が大きく広がっていき、様々な物語を見ることができる。
組織の目をかいくぐりながら、いろいろなお金儲けのアイデアが出てくるのは
楽しいしワクワクする。
平面世界側も含めて、どの登場人物も非常に人間臭いもの良い。
上手くお互いを利用した関係もわかりやすい。
物語も痛快だし、最後も大きくなり過ぎた話もうまくまとまり、後味も良かった。
読んでよかったと思える作品。
おススメ。
平面の模様を操る組織の人間と、3次元の人間社会とのやり取りを描く話。
とても面白い。
「模様を変える」というネタだけで、
話が大きく広がっていき、様々な物語を見ることができる。
組織の目をかいくぐりながら、いろいろなお金儲けのアイデアが出てくるのは
楽しいしワクワクする。
平面世界側も含めて、どの登場人物も非常に人間臭いもの良い。
上手くお互いを利用した関係もわかりやすい。
物語も痛快だし、最後も大きくなり過ぎた話もうまくまとまり、後味も良かった。
読んでよかったと思える作品。
おススメ。
事故で両親を亡くした子が、友達として人口知能を持つロボットを与えられる話。
序盤はハートフルであるものの、だんだんと人口知能が覚醒していき、
少女を守るために行動が過激になっていく様子を見る作品。
展開が予想通りに進んでいくため、脚本にはもう少しひねりがあると良かったと感じる。
ただ、少女とその少女を引き取った叔母のやり取りは見ごたえがあり、
教育、愛情といったものについて、ロボットと人間との比較を考えさせる。
ビジネスマンである叔母が、突然少女を引き取ることになり困惑することもわかるし、
少女が亡き両親に愛情を求めることもリアル。
人口知能という題材で、近年の映画を観たければ見るとよい。
たかぎなおこのコミックエッセイで、
上京している独身の娘が、シルバー世代になった親に対してのやり取りを紹介したもの。
いつまでも両親が怪我無く元気でいてほしいし、
人生を楽しんでほしいという思いがよくわかる。
親孝行のために、様々な案を考えて、実行したりするものの、
自分が準備した部分とは別の個所で、両親が喜んでもらったりというのはリアルでほほえましい。
定年後の両親がどのような生活を送っているかは、家庭によってもちろん違っているのだが、
そのかかわり方の一例として参考になる作品。
厚切りジェイソンが書いた本で、
どのように仕事をしていくかを、彼の視点で解説したもの。
とても面白い。
お笑い芸人とIT企業会社員、外国人だけど日本語が堪能、という特徴がある彼だが、
どのような考えでその経歴に至ったのかが、具体的に描かれている。
自分の市場価値を高めるために努力をしていくことが、
いかに大切であるかがわかりやすく書かれており、とても参考になった。
「できること」「社会に必要とされていること」「好きなこと」という三本柱は、
言われてみると、まさにその通りだと感じるし、
それにより厚切りジェイソンが実際に成功しているため、説明にも説得される。
業務や人生の節目のタイミングで、再度読んでみようと思える本。
強くオススメ。
厚切りジェイソンが書いた本で、
どのように資産を貯めたかを、彼の視点で解説したもの。
そこまで内容も多くなく、読みやすい文体で書かれているため、
サクサク読み終わることができる。
インデックスファンドに長期投資をして時間を味方にする、という方法に落ち着いているのだが、
その方法での利益で、家族全員を養っていることを具体的に書かれているため、
すでに得ている知識の有用性、実効性を再確認することができた。
具体的な投資方法については、
「超改訂版 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」
が一番わかりやすく参考になるため、
投資に興味があれば、そちらも読んでみることをオススメする。
化け物が徘徊することになった日本で、なんとか生き延びようと奮闘する話。
何が起こっているのかわからないパニックと、
だんだんと人類が適応していく様子は、読んでいてとても面白い。
大きくて迫力のあるコマを使い分けられて、
ハラハラする様子がこちらにも伝わってくる。
序盤は新しい展開にどんどん切り替わり続きが気になったのだが、
ただ、招待状を受け取ったあたりから、
やりたいことの軸がぶれていき、テンポが悪くなったのが残念だった。
北海道の森で、ヒグマに襲われる話。
面白い。
人間に比べて、ヒグマがとことん狂暴であり、
脅威であることが、ひたすら描かれる。
残酷な描写も多いため注意が必要。
「ヒグマはなんとなく狂暴」というイメージだけだったが、
ヒグマと比べて、人間があまりにも無力で絶望することを実感できる作品。
巻数も短くサクッと読めるためおススメ。
三人の人間を殺せば、大切な人を蘇らすという契約をする人々の話。
主人公が変わっていくオムニバス形式であり、一つのエピソードが2話ほどで構成される。
ただ蘇らせて終わり、というわけではなく、
一ひねりされて、最後まで後味の悪い物語になっている。
どれも、世にも奇妙な物語でありそうな話であるのだが、
全体的にその捻り方も単純であり、イマイチだった。
また、絵も不自然であり、そこも残念。
3DCDで書いているためなのだが、登場人物に躍動感が感じられなく、
作品に入り込むことができなかった。
人類が機械生命体に侵略を受けており、
身近な人間が、いつの間にか知らないうちに、姿かたちはそのままで、機械生命体に移り変わっているというSF。
「寄生獣」を思わせる世界観で、
主人公が人間ではなく、「人間だと思い込んでいる機械生命体」であることが特徴。
そのため、人類が敵に抵抗するというだけでなく、普通の人間とは違う葛藤などの様子が描かれる。
全3巻で綺麗にまとめられているストーリーであり、
各巻での引きもいいため、気軽に手を出すことができる。
サクッとSFが読みたい方におススメ。
複数の家族が一か所に集められ、その代表者で家族対抗のデスゲームをしていくもの。
「最下位の家族は一人死ぬ」というルールだけで、ゲームは戦略性のない簡単なものであるため、
勝利のために知恵を巡らせる過程を楽しむ、というよりも、
極限の状態で、どのように命のやり取りを行うかという人間関係に主眼を置かれた漫画。
どの家族も身内を守るために、非情になっていく様子や、
逆に協力や信頼をしていく様子の描き方が上手い。
読み始めた当初は、よくあるデスゲームものかと思ったが、
一ひねりされている漫画であり、中程度の巻数であるため、ダレずに読み切ることができた。