投稿者「fsato」のアーカイブ

GJ部<全12話>

ダラダラ過ごすことを目的とした部活動である
GJ部(グッジョブ)に入部した男子の日常を描くハーレム系アニメ。

登場人物全員のクセが非常に強く、好き嫌いがはっきりと分かれる印象。
特別な設定がなく大半のエピソードが部室内で完結し
テンポが良いためダラダラと見続けてしまう。

個性豊かな女性キャラクターと主人公の掛け合いに
ドキドキしならが楽しむ作品。

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百万畳ラビリンス<全2巻>

クローズド空間に閉じ込められたゲーム好きの女子大生二人が
そこから脱出しようとする話。

右も左もわからない状況の中、
実験を繰り返し次第に世界の法則を推測していくのはとても面白い。
得られた事実をうまく利用して状況を打開していく
主人公の発想にはワクワクさせる。

二巻とコンパクトにまとまっており
簡単に読み切ることができる作品。おススメ。

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きっと、うまくいく

インドの大学での、三人組の男の大学生活を描いた映画。

競争社会であり、貧困や自殺といった
心に突き刺さる重いテーマが描かれる中で
自由に生きる主人公はとても生き生きとしている。
登場人物全員に魅力があり、ストーリーも非常にわかりやすい。
回顧という形で学生生活が語られるので、
オチが分かっている分、安心してみることができる。

どんな困難もまさに「きっと、うまくいく」と思わせる、
元気の出る映画だった。オススメ。

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野ばら<全2巻>

日常・SF・ホラーなど様々な要素を題材にした短編集。

それぞれの話で大きく世界観も異なっており、
何がテーマということはないのだが、面白い話が多い。
発想も柔軟でどんどん読み進めてしまう。

サクサク進み、それぞれの話がすっきりと終わるので後味も良かった。

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取締役 島耕作<全8巻>

部長 島耕作の続編。
出世した島耕作が中国に渡りビジネスをする話。

これまでも外国との取引は描かれていたものの、
本作品では本格的に中国でのビジネスを描いている。
急成長していて需要が多いとされている市場でも、
簡単にはビジネスが上手くいかないことがわかる。
また、安く質の高い労働資源や文化の違いによる摩擦なども
書かれていて参考になった。

毎度ながら、誠実にサラリーマンを頑張ろうと思わせる作品。

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怪盗グルーの月泥棒

月を盗もうとしている悪党が
孤児の女の子たちと心を通わせていくハートフルアニメ。
ミニオンズの次の話になるが、未視聴でも全く問題ない。

王道なストーリーで泣かせる演出もあるのだが
自分勝手でわがまま、迷惑ばかりかける女の子たちにイライラしてしまい、
グルーに全く感情移入をすることができなかった。
吹き替え版でのガサツな声質も合っていなく、
賢い青年のように演じて欲しかった印象。
また、月を盗む、という斬新なタイトルには魅了されたが
脚本には目新しさを感じられず
もっと想像を超えるような世界を描いてほしかった。

巷では評価が高い作品で期待していたのだが、、
ミニオンズを見た時ほどの衝撃はなく残念だった。

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ミニオンズ

黄色の生物「ミニオンズ」がボスとなる悪党を求めて
奔走するコメディ映画。

これはすごい。
凄まじいスピード感で五分毎に話が変わっていくかのよう。
キャラクターや演出などすべてが魅力的で、
気が付いたらエンディングを見ていた、という感覚。

ミニオンズの言葉がわからないにも関わらず、
なんとなく言っていることが理解でき、
ぶっとんだ世界観も「こういうものなのか」と納得させられる。

見たことのない設定の中で想像できないストーリーが繰り広げられる。
何か物語を空想したい人は衝撃を受けるだろう。
文句なしの名作。

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僕だけがいない街<全8巻>

母親の死の真相を知りたいと願う主人公が、
過去に戻り小学生をやり直す話。

失敗しながらも少しずつ前に進んでいき、
殺人事件を防ごうとする姿は応援をしたくなる。
飽きさせない展開が続く、8巻で上手くまとまった作品。

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ゴーストバスターズ(1984年)

三人の科学者が会社「ゴーストバスターズ」を立ち上げ、
街のオバケ退治をするコメディ映画。
2016年にも公開されているが、こちらは未視聴。

出てくるオバケはコミカルで可愛らしく描かれており、
ホラー要素が排除されているため、誰でも楽しくみることができる。
登場人物全員が憎めないキャラクターで、
トラブルを引き起こしても笑ってしまう。

超常現象であるオバケに対して、
科学の力で対抗しようとするのは面白い。
大きい機械を背負い、謎のテクノロジーで
現実的にやっつける大胆さは見ていて興奮する。

盛り上がる音楽も後押しする、始終笑っていられる傑作。

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怒り

殺人事件の犯人によく似た身元不明の男と、
その周囲の人達の関わりを描く話。
3人の男のエピソードが同時進行で展開される。

キャストの演技がとにかく素晴らしく、
全体的に重い雰囲気が溢れていてよい。
言葉にできない負の感情を
必死に演出しているさまは目が離せなくなる。

経歴不明の男たちと付き合うにつれて
何を信じればよいのかわからなり
選択と後悔の怒りを感じ取ることができた。

二時間半と長く見るのに疲れるが、
見終わった後はずっしりと心に重く残る作品。