借金を返済するために、死体探しに翻弄する青年の話。
お笑い芸人のインパルスの板倉が原作を書いたもののコミカライズ版。
面白い。
あの手この手で死体を探そうとするものの、なかなか都合よくいかない展開が続く。
それでもどうにか知恵を振り絞り、何とかしようとしていく様は
スピード感にあふれ、一気に読むことができる。
予想外なストーリーと、主人公の知能戦が見たければぜひ。
借金を返済するために、死体探しに翻弄する青年の話。
お笑い芸人のインパルスの板倉が原作を書いたもののコミカライズ版。
面白い。
あの手この手で死体を探そうとするものの、なかなか都合よくいかない展開が続く。
それでもどうにか知恵を振り絞り、何とかしようとしていく様は
スピード感にあふれ、一気に読むことができる。
予想外なストーリーと、主人公の知能戦が見たければぜひ。
自殺するために集まった12人の少年少女が、自殺現場で死体を見つけるサスペンス。
パーティゲームの人狼のように、参加者で話し合いを行って、多数決で方針を決めていく。
謎だらけだったところから、だんだんと全貌がわかっていくのは面白い。
キャラクターが多いため、初めこそは混乱したが、話し合いを通じて、
だんだん、それぞれ性格が浮き彫りになっていくので、最後には整理して読むことができた。
トリックを理解するには、それぞれの台詞の細部まで読み込む必要があるが、
そこまでしなくても、なんとなく楽しめる作品。
サスペンスであるものの、「何が起きていたのか」というところに焦点が当てられ、
参加者に絶対的な悪が存在しないため、気軽に読むことができた。
縄文時代~令和にかけての日本史を漫画としてわかりやすく表現したもの。
とても面白かった。
小学生~中学生程度をターゲットとしており、その分わかりやすく描かれている。
肩肘を張らずに、とっつきやすく学ぶことができた。
「いろいろな政策があり、その成功失敗を踏まえて、次の政策がなされていく」という、骨太の大河ドラマを感じることができる。
短期間で日本史を理解することで、それぞれの出来事が連続して、大きな流れができていることがわかる。
「日本史」という分野の面白さを、改めて感じることができた。
単語は頭に残っているものの、具体的にどのような意味を持つのか、あいまいだったところも、理解し直すことができた。
中学~高校で学んだ知識を、一括で学び直すことができ、とても良かった。
筋トレをすると魔物にダメージを与えるアドベンチャーゲーム。
ゲーム内時間32時間、現実時間1年半ほどでストーリーモードクリア。
とても面白い。
ニンテンドースイッチのコントローラーを、専用のコントローラーにくっつけ、
そのコントローラーを引っ張ったり、押したりして筋トレを行う。
そのゲームスタイルから、とんでもなく斬新。
これが令和のゲームかと、心から感動した。
とても親切なゲーム設計であり、一にも二にも、プレイヤーが筋トレを続けられるようにあらゆる部分で工夫されている。
敵を倒す戦闘パートと、膝を揺らしたりスクワットしたりして進むアクションパートの塩梅が見事。
飽きずにプレイをすることができる。
また、レベルアップをすると得られるスキルポイントも、好きなように割り振ることができ、次に何をしようかワクワクする。
敵キャラクターや味方キャラクターの性格もたっており、先が気になるストーリー。
一日長くても30分程度のプレイであり、定期的に、休憩を促す作り。
本当にプレイヤー第一に考えれていて、ゲームクリエイターとしての器の広さがうかがえる。
一時期やめてしまったが、また定期にてきに起動したくなる魅力があり、
結局1年半かけて、最後までクリアすることができた。
ゲームに関係する人ならば、ぜひプレイしてみてほしい作品。
とても丁寧で、参考になることが多いだろう。
女性を次々と殺害する犯人と、その周りの人物を描く小説。
同じ話を、「犯人視点」「母親視点」「探偵視点」の3つの視点で話が進んでいく。
そのため、一番初めから、犯人が誰なのかがわかるのが特徴。
小説のトリックが優秀であり、ある意味、ミステリー小説とも称することができるだろう。
同じ話を別の視点で描いてく手法に、最後まで読み終わった後、
このような小説の書き方もあるのかと唸らされた。
面白かった。
筒井康隆の短編集の一つ。
他の短編集よりも「死」の表現に重きを置かれている作品が多い。
相変わらずの、グロテスクな表現のオンパレードであり、
読んでいてとても興奮する。
「九死虫」という作品が、とても心に残っている。
九回死ぬ、ということが起こる場合に、どのような文明に進化するのか、
死ぬ前に何を思うのかが、その着眼点が新鮮でとても面白かった。
短編集のため、一つの話をすぐに読み終わることができ、
普段、小説を読みなれていない人でも、簡単に手を出すことができるだろう。
奇妙な生命が文明を作る地下世界を、
ロボットとなった人間が冒険するストップモーションアニメ。
ミニチュアで作った物体を少しずつ動かし、連続して動いているように見せる技法の
ストップモーションアニメで作られていることが特徴。
機械がバラバラになる描画や、怪物に捕食されるシーンなど、細かい動作や、非常に密に作られている。
この作品を作るのに、どれだけの苦労があったのか、予想がつかない。
地下世界の住民も人間味にあふれており、冗談を言い合うものや、他人を陥れそうとするものなど、
果たして、どちらが人間だったのか、わからなくなるような感覚になる。
化け物から追いかけられたり、知的生命と協力しあったりとストーリーは平凡だったが、
それを表現する画面描写が素晴らしかった。
漫画家を志す青年が殺人現場に遭遇するところから始まる、
漫画家と殺人鬼の関係を描いたサスペンス映画。
面白い。
殺人漫画のストーリーを模倣して殺人を犯す犯人が、
何を考えているのかわからなく、本当のサイコパスを感じる。
主演の菅田将暉とセカオワのFukaseの二人の演技がとてもうまく、
どう転がっていくのかわからない脚本も含めて目が離せなかった。
1995年にゲーム会社で働いたいた男性が、2020年のタイムスリップしてゲームを作る話。
面白い。
スーパーファミコンソフトを作っていた男性が、
スマホゲームを開発していく際に、貪欲に知識を吸収する様がとても良い。
知識を見せびらかすこともなく、今の時代の常識に馴染もうとする主人公に、
嫌味が全くなく、だんだんとメンバーが主人公のことを慕っていく様子は、読んでいて楽しい。
平成から令和に変わって、労働環境の常識や社会情勢も変わっている中、
人間関係や仕事のやりかたなど、変わらないものも描かれ、暖かく感じる。
ゲーム会社はこのような感じなのかとも、勉強になった漫画だった。
女子高生誘拐事件が発生した現場に、盲目の女性が居合わせるサスペンス映画。
見終わったら、放心して、立ち上がれなくなった。
これまでの人生で見た邦画の中で、一番面白かった。
盲目というハンデを負いながらも、主人公の女性が大変優秀であり、
少しずつ調査が進み、だんだんと謎を解明していく。
周りの人たちも、少しずつ協力的になっていく様子も応援したくなる。
目が見えないという状況、緊張感、雰囲気の演出方法が、とにかく素晴らしい。
見ている側の心臓も止まりそうになる。
あまりにも感情移入しすぎて、気持ちが悪く、吐きそうになるほど。
また、犯人が分かった後でも、ひたすらにドキドキする脚本であり、
どうなるのかオチが読めなかった。
一瞬も退屈しなかった。
本当に夢中になった。
おススメ。