投稿者「fsato」のアーカイブ

封鎖された殺人マンションからの脱出

マンション住民にて行うリモート住民会議に、
突如デスゲームのような存在が参加し、指示される謎解きを行うゲーム。
2時間ほどでクリア。

面白い。

謎解きゲームであるもののキットは不要で、
公式ページで購入したら表示されるURLを押下すると、
専用のサイトで遊ぶことができる。

動画を再生してストーリーを追っていくのだが、
集合住宅ならではの脚本となっており、とても良かった。
住民の本性が、少しずつ展開されていくのが、
ミステリー小説を読んでいるようでワクワクする。

謎解きも、脚本に絡まって面白く、満足のいくものだった。
他の人にもぜひ楽しんでほしいと思う作品。

公式ページはこちらから。

魔女と66のキノコ

おとぎ話の要素を多く含んだサイドビューのアクションゲーム。
ジャンルとしてはメトロイドヴァニア(探索型アクションゲーム)にあたる。
2.5時間ほどでラスボスを撃破。

世界観がよく、いろいろなおとぎ話がモチーフとなっており、
セリフは全くないものの、グラフィックと相まってなんとなく楽しめるのは良い。

また、回復魔法がほぼ制限なく使えるため、
アクションゲームにも関わらず、HPが実質無限となっており、
ゲームジャンルが苦手でも安心して遊ぶことができる。
割り切りに潔さを感じた。

ただ、残念なところも何個かあった。
タイトルに「66のキノコ」とあり、フィールドに66つのキノコ(アイテム)が配置されているのだが、
キノコ採ったことによる恩恵が少なく、やりこみ要素になっていたことは残念。
もっと目に見えた成長曲線を描いて、アイテム探しの動機付けが欲しかったところ。

また、どこのマップに何があったのかを覚えておらず、
ワープ機能で迷ってしまったのも今一つだったところだった。
マップごとに名前を表示するなどの工夫があると良かったと感じる。

ダウンロードはこちらから。

GUNFIELD

見下ろし方の縦スクロールシューティングゲーム。
5時間ほどで最後のボスを撃破。

ヴァンパイアサバイバーズのように、
敵を倒してレベルが上がることによって、
3択で表示されるボーナスから一つ選び、
どんどん自機を強化していくゲーム。

プレイの度にビルド(自機の性能)が変わっていくため、
飽きることがなく、辞め時がわからなくなる中毒性がある。
新しい武器を取得するか、既存の武器を強化するかで悩んでしまうのは楽しい。

ドット絵で描かれたシューティングゲームであり、
武器のレベルが上がっていくにつれて、
画面もだんだん派手になっていくのは爽快感があった。

ダウンロードはこちらから。

こちら謎解き通信司令室

キット型の謎解きゲームであり、
警察の通信指令役として、東京都心で発生する事件に、
各部署の警察署やパトカーなどに無線で指示を出すもの。
2時間ほどでクリア。

文章ではなく、
特設のWebサイトで流れる音声に従って
物語が進行することが大きな特徴となる。

様々な無線情報が飛び交うことを聴きながら
どこで何が起こっているのかを整理することが必要で、
都心の地図を開き、実際に手を動かしながら遊ぶことは楽しい。

ストーリーも良くできており、
満足のいく謎解きだった。

リアル脱出ゲームノベル Four Eyes~姿なき暗殺者からの脱出~

ある探偵に、連続殺人犯からの警護を依頼されるところから始まる推理小説。

面白い。

謎解きゲームを企画する団体「SCRAP」が出版している小説であり、
ところどころに挿入される謎が、
読者も解きやすいように配慮されていることが特徴。
リアル脱出ゲームらしく、謎が裏の意味を持っており、
解けた後も、驚くような仕掛けが張られて読み応えがある。

やや説明口調になる物語には違和感はあったが
小説でないと成り立たないような謎解きで質も高く、
良い推理小説だった。

ミステリー写真集 人が消える街

ある写真集に隠された、裏の意図を探す謎解きゲーム。
90分ほどでクリア。

謎解きゲームにも関わらず、
ほとんど文章のない写真集がメインであるのが面白い。
2チャンネルに模したWebページで謎解きを進めていくのが斬新。

初見で写真を見た際に違和感があるところと、
物語が少し強引なところは残念だったが、
新しい謎解きの見せ方として勉強になる本だった。

オリエント急行殺人事件(2017年版)

オリエント急行殺人事件 [Blu-ray]
ケネス・ブラナー(出演), ジョニー・デップ(出演), ペネロペ・クルス(出演), ジュディ・デンチ(出演), デイジー・リドリー(出演), ミシェル・ファイファー(出演), ウィレム・デフォー(出演), ケネス・ブラナー(監督)
5つ星のうち4.3
¥3,300 (コレクター商品)

ポアロシリーズの一つで、
イギリスへ向かう寝台列車の中で殺人事件が起こり、
誰が犯人なのを推理していくもの。

初めてポワロシリーズを見たが、
意外と激情的なところがあり、その性格に驚いたところ。

ミステリーの金字塔とされており、
確かに、すさまじいトリック・オチで見ごたえがあるのだが、
犯人の視点らしたら、全ての偶然が最悪な方向に向かった結果なため、
ご都合主義なところを感じてしまった。

ヴィーガンズ・ハム

経営不振に陥った肉屋が、
菜食主義者(ヴィーガン)の肉が美味しいことに気が付き、
殺人を犯していく話。

面白い。

初めのうちは殺人に戸惑いながらも、
業績が上がっていくにつれて引き返せなくなり、
だんだんとサイコパスになっていくのだが、
テンポよくコメディ調に描かれているため、嫌悪感を持たずに観ることができる。

不謹慎だが、独特の爽快感がある不思議な感覚となった。

スーパーマリオRPG

任天堂のマリオが主人公のRPG。
1996年にスーパーファミコンのソフトとして発売されたものを、
Nintendo Switchにリメイクしたもの。
13時間ほどで裏ボスまで撃破。

面白い。

RPGというジャンルのため、キャラクターの会話も多く占めるが、
始終コミカルであり、わかりやすく感情移入できる。
今までアクションとしてのマリオしか知らなかったため、
クッパやピーチなどの掛け合いを見るのは、
新鮮だし、とても可愛らしい。

シンボルエンカウント式の戦闘だが、
フィールド画面の移動でも、意外とたくさんのアクションを要求されるため、注意が必要。

また、戦闘部分で、タイミングよくボタンを押すと、
威力が上がったり攻撃を防いだりするのだが、
タイミングが難しく、このアクション要素までは、不要だったと感じた。

基本的なピーチやピノキオ、クッパ軍団という
マリオの世界観・キャラクターを知っているならば、
楽しめるであろう作品。

Inscryption

変わった世界観で行うカードゲーム。
15時間ほどでクリア。

カードゲームのルールの作りこみがすさまじく、
ストーリーが進むにつれて、様々な要素が入ってくることが、
とにかく素晴らしい。

あの手この手でインチキをしてくるボス戦も良く、
よくここまで様々な発想で、カードゲームを作ることができたと感じる。

ネタバレ厳禁の作品であり、
とてつもないゲーム性を持った、不思議な世界観を楽しみたい方はおススメ。

ダウンロードはこちらから。