ちびまる子ちゃんの作者であるさくらももこが書いた、実話のエッセイ。
飲み会の席の軽いノリで、インドネシアのバリで焼きそば屋を開くこととなり、
実際に開くまでの体験をつづったもの。
面白い。
さくらももこの独特の文体で、非常に読みやすいエッセイとなっている。
作者を中心とした仲間たちの掛け合いが楽しく、
悪ノリで話した内容を実際に実行する行動力もホレボレするし、
序盤こそ乗り気だったものの、
だんだんと失速してくるさくらももこの態度も、人間味があって良い。
さくらももこのコミックエッセイを初めて読んだが、
他の作品にも興味がでた一冊だった。