鏡のマジョリティア

主人公だけがルールがわからないカードゲーム「マジョリティア」で遊ぶ話。
ネタバレを見ずに7時間ほどでクリア。

とても面白い。

全くルールがわからない中で、
状況から少しずつ効果を予想して、進めていく。
ルール理解のための仕組みも優しく、
どれだけの未プレイヤーへのテストプレイがあったのか予想がつかない。

何よりも素晴らしいのが、試合の戦略性。

対戦相手のカードが固定されているため、
試合が始まる前に、どれだけ積み込み(イカサマ)を行うことができるか、
それをもって詰将棋のように正解に少しずつたどり着いてくのが、
この上なく気持ち良い。

また、勝利条件が試合によって変わることが大きな特徴であり、
後半になるとゲームバランスを壊すような試合になっていく。
特に、シープという相手とのデッキでは、
カードの効果や展開に度肝を抜かれた。
このような発想ができることに心から尊敬する。

久々に良いゲームをやった。
これだからフリゲは面白いと感じる作品。

ダウンロードはこちらから。