内藤死屍累々滅殺デスロード<全5巻>


「内藤」という人物が作り上げた世界で、超能力に目覚めた少年少女が、化け物に立ち向かう話。

面白い。

主人公たちは、世界が創られたものであり、自分たちが特別な存在であると認識しており、
メタフィクション的に物語が進んでいく。
一連の事件に、脚本や設定が存在しており、それらをうまい具合に利用して、解決を図ろうとする。

短いながら、よくまとまっており、序盤から張り巡らされた伏線の回収の仕方は見事。

綺麗な絵と引き込まれるストーリーで、メタフィクション系の作風が好きならば、おすすめできる作品。