ブレイブウィッチーズPrequel オラーシャの大地<全2巻>

ブレイブウィッチーズPrequel オラーシャの大地(1) (角川コミックス・エース)
月並 甲介(著), 島田フミカネ&Projekt World Witches(その他), 築地 俊彦(その他)
5つ星のうち4.7 5つ星のうち4.7

ストライクウィッチーズシリーズの漫画であり、
502と呼ばれる別部隊を焦点にあてた話。

とても面白い。
これまで読んだストライクウィッチーズシリーズのコミカライズでは一番面白い。

とにかく登場人物が生き生きしており、一つ一つの挙動で笑ってしまう。
皮肉の聞いたセリフ回しを読むだけでも、良い時間を過ごせたと感じた。

501とは全く性格や特性が違い、軍人としてのサバサバしたところが、うまい具合に、組織にマッチしている。
全員が実力者であり、嫌な奴が一人もいないため、ストレスがたまらずに読むことができる。

話がウィッチだけの掛け合いでなく、ストライカーを整備する整備隊員や、マスコミなど、
様々なところに焦点が当たるのがよい。
軍隊という組織の強みや不自由さなども、ぞんぶんに感じることができる。

戦争中であるが故の、隊長とマスコミの会話シーンは必見。

シリーズが好きならば、読むべき作品。
おすすめ。