学生時代に同じアパートで暮らしていた6人の男女が、
同窓会と称して再び集まった様子を描くフリーノベルゲーム。
4時間半ほどでクリア。
同窓会と称して再び集まった様子を描くフリーノベルゲーム。
4時間半ほどでクリア。
セブンスコートと同じ作者の作品で、
選択肢などが一切ないノベルゲーム。
一斉にキャラクターが描かれるため、
始めは誰が誰だかわからず戸惑ったが、進めることで段々と理解できるようになる。
序盤の展開が終わった後に登場人物を整理するシーンがあり、
ユーザーの配慮が出来ていて良い。
記憶喪失や奇妙な人間関係だったりと、序盤から伏線が張り巡らされており、
それらの謎が少しずつ明かされていく脚本は、見事で読ませる。
展開が早いため退屈しなく一気に読むことが出来る。
しかし、このゲームのすごいところは、
本編が終わった後に選択できるサイドストーリーであり、これが非常に濃厚。
ある孤独な少女と男を描いた話なのだが、
描き方が上手く、人物たちの喜びや苦しみが感情移入できる。
この話の為に本編があったのかと錯覚するくらい読み応えがあった。
セブンスコートと同様に面白かった。
いい作品に出会えてよかった。
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