宝石の国<全12話>

 
宝石の名を持つ人の姿をした者たちが
「月人」と呼ばれる正体不明の敵と戦う話。
原作は未読。

3Dアニメで描かれており、
初めは違和感があったがすぐに慣れて見ることができた。

登場人物たちが人の形をした宝石という設定で、
戦闘のたびに、顔がひび割れたり体がバラバラに砕けたりといった
他では見られない演出を見れる。
3Dアニメのためアクションシーンは非常に魅せており、
目が回るようなカメラアングルや、
合金や水銀という半液体の物質を使った戦闘には目を奪われる。

どのキャラクターもクセが強いものの、
嫌なやつではないため、新しいキャラが出てくるたびに胸を膨らませる。
お調子者だった主人公が回を重ねるごとに姿もろとも変化していく様子はゾクゾクするし、
各回のヒキもよく、どんどん次を見たくなる面白さ。

原作ありきの作品のため
一部のキャラクターや先生の正体などが謎で中途半端なところで終わっており、
もし2期もあるならば是非見たい作品。