誘拐された娘を探す、横スクロールのRPG。
ノーマルモードにて13時間ほどでクリア。
前作にLISA: the firstがあるが、そちらは未プレイ。
戦闘シーン含めてすべてドット絵で描かれているのが特徴。
優しい雰囲気ながらも、狂気的な演出も多く、
生理的な嫌悪感を覚えるシーンもあるためプレイには注意が必要。
戦闘システムが独特で、一部のキャラクターは
戦闘時にWASDのコマンドを順番に押すことにより
通常の攻撃をした後に技を放つことが出来るのは斬新。
ストーリーを進めることによりコマンドが変化し、
脚本とシステムが上手く融合している良システムだった。
が、プレイしていて不満な点も多かった。
まず登場キャラクターがとても多く、
外国の名前でなじみのないものばかりであるたて、
どのキャラクターがどの名前なのか全然一致しなかった。
序盤に出てきたであろうキャラクターが終盤に出てくることがあるが
キャラを認識できずプレイヤーが置いていかれてしまった。
また、仲間になるキャラクターも必要以上に多く、
それぞれで性格付けがないため、愛着を全く持てなかった。
ゲームの設計も不親切で、
戦闘以外でも、すぐゲームオーバーになるようなマップ構成にも関わらず
セーブポイントの数が限られており、
死んだ場合は大幅なやり直しが求められる点、
また、回復ポイントで睡眠をとろうとした場合、
バッドステータスを引き起こすイベントが発生するため
ただ回復するためにも、いちいち複数のマップを超えた宿屋に行かなければならない点など、
単にプレイヤーの工数を上げているような部分にストレスが溜まってしまった。、
ストーリーも単体では消化不良で、
タイトルのLisaが誰だったのかすらわからい。
インターネットでは高評価であるが、
私にはそこまで魅力を感じる事ができなかった。
ダウンロードはこちらから。
このLISAが「LISA: the Painful」で、有志による日本語パッチがあります。