ドラえもん のび太の宇宙小戦争

ドラえもん劇場作品の一つ。
おなじみの5人が、ふとしたことから惑星の戦争に巻き込まれていく冒険譚。

素晴らしい脚本であり、話がスイスイ進む。
ジャイアンやスネ夫、しずかちゃんの見せ場もうまく描かれている。
また、伏線もよく練られており、「ああ、そうだったなぁ」と唸ってしまう。
90分間、全く退屈しない作品だった。

ただの撮影に使うためだけであったラジコンが、
話が進むにつれてどんどん重要な要素になっていくのは見ていてホレボレした。
このように、ありふれた日常が自然な流れでどんどん狂った世界観にされていくのは見事。