経済の基本的な知識を学ぶための実用書。
池上彰の執筆。
池上彰の執筆。
買い物が社会にどのような影響を与えるのか、という経済の循環の基本から、
投資、借金、年金、サブプライムローンによって生じた世の中の一連の流れなど、
経済に関して、広い範囲にわたり浅く記されている。
「一部上場」「マザーズ」「ジャスダック」という名前だけは知っており、
それらが、どのような市場なのかあやふやであったが、
本を読むことによって学ぶことができた。
このように、一般常識といえる部分が、わかりやすく説明されていて身に付いた。
しかしながら、不動産を借りるか買うかといった選択や投資に関しては
自分にあった選択をしなさい、という投げやりというべき解決方法が多く、
それぞれの選択の影響が詳しく描かれてはいない。
そのため、この本の内容で興味が出た事柄については、
さら深く書かれた実用書を読むという形となる。
一般常識となる基本の部分が浅く書かれており、次につながるための一冊。
経済のことよくわからないまま社会人になってしまった人へ 増補改訂版
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海竜社 (2013-11-08)
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