わが子の中学受験を応援しすぎるあまり、
だんだんと教育虐待を行うようになってしまう母親を描いたコミックエッセイ。
ママ友グループの中で、子どもの学力が
自分自身のヒエラルキーに直結していく描写はあまりにリアル。
母親は、自分のプライドとエゴを守るために子どもに勉強を強要し、
成績が低いと厳しく叱りつけてしまう。
本人は応援しているつもりでも、
逆に子どものやる気を奪っていく様子がありありと見て取れる。
母親自身も「自分がおかしい人間になっている」と自覚していながら、
改めてどういう態度を取ればいいのか分からなくなってしまっていることが恐ろしい。
親のいざこざに巻き込まれながらも、
子どもたちが前を向いていることがせめてもの救いだった。
よくありそうな教育虐待の過程を追体験できる話だった。
このようにならないように意識していきたい。