モンスターマザー―長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い―

不登校で自殺をした生徒の母親から学校側が訴えらえる裁判の顛末を描いた
ノンフィクション小説。

凄まじい。

いわゆるモンスターペアレントと教育現場とのやり取りが描かれるのだが、
他人にひたすら迷惑をかけ続け、
虚偽の主張し続ける母親に恐怖を感じる。
こういう人に日常で出会ってしまった場合、
どのように接すればいいかわからない。
自殺した生徒が不憫で仕方がない。

思い通りにいかない息子を追い詰めて自殺をさせてしまった後でも、
息子をだしにして教育現場に攻撃を仕掛ける様子は、
ホラー小説よりも恐ろしい。

学校側・他児童の保護者が一枚岩となり裁判に臨んでいくため、
『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』よりも、
まだ安心して読むことができた。