インスタントリア充 人生に「いいね」をつける21の方法

 
フェイスブック等のSNSで「いいね」を貰うために、
実生活を様々な手でごまかした様子を紹介する本。

発想と大胆な行動力がウリの作者の地主さんが著者で、
web上ではいつも楽しませてもらっていたが、
本にした途端に全体的にテンポが悪くなり残念。

コラムが終わった後に写真が挿入される構成であり、
説明文章の最中でその様子を楽しむことが出来なく、
ストレスがたまる原因になった。

同著者の「ひとりぼっちを全力で楽しむ」では
自分のやりたいことを好きなようにやる、という好印象を受けたが、
こちらの本はテンポが悪いためか、常識を超えたズルをする、という
目的や努力の方向性が陰湿な印象を受けてしまう。

発想は素晴らしく閃きを楽しむことができるが、
書き方で構成や不満足だった作品。